住宅展示場の予約なしでいいの?家づくりをスタートしたばかりだと、少し不安ですよね。
予約なしでも行ける展示場と、予約なしでは見れない展示場、モデルハウスがあります。
その違いや、個人情報って大丈夫なの?こんな不安を持っている方におすすめです。
住宅展示場やモデルハウスって、家づくりをスタートさせたばかりですと、少し敷居が高く感じますよね。
予約って必須なの?フラッと行っても見学させてもらえるの?といった疑問を持たれている方におすすめの内容になっています。
また、展示場やモデルハウスの効率のいい見学方法もお伝えします。
それでは、冒頭に今回の記事の結論からみていきましょう。
・総合住宅展示場では、予約なしでの見学も問題ない(定休日 要確認)
・まちかどのモデルハウスは営業マンが常駐していないため、予約をしないとそもそも見学できない可能性が高い
・気になっている会社は、予約と準備をした上で見学することをおすすめ
・準備とは、聞きたいことや自分たちの要望をまとめておくこと
・クオカードなどの特典目当てでいくと、不要な案内が増えたり時間の無駄にもなったりするため、特典に釣られないようにしましょう
読みたい場所にジャンプ
総合住宅展示場は予約不要でも見学可能
石川県では「金沢ハウジングセンター」、富山では「ジュートピア」、福井では「福井ハウジングパーク」「家の森」に代表される、総合住宅展示場では予約は不要で見学可能です。
これらの総合住宅展示場では大手ハウスメーカーや、北陸エリアの比較的大きな住宅会社がモデルハウスを構えており、基本的に営業マンが常駐している体制をとっています。
おおむね、水曜日が総合住宅展示場の定休日となっており、定休日以外であればフラッと行って見学することができます。
ただし気になっている会社は予約をおすすめ
総合住宅展示場では比較的自由に見学が可能とは言え、営業マンの在・不在はその時の「運」になってしまいます。
住宅会社によって異なりますが、営業マンが順番に接客をする場合や、空いている人が接客をする場合など様々です。
そんな中、いわゆる “ 売れっ子営業マン ” は、紹介されたお客様の案内や、契約前後のお客様の打合せで忙しい印象です。
そのため、土日にフラっと予約なしで訪問をすると、売れっ子ではない営業マンにあたる可能性も高いことが想定されます。
予約があらかじめ入っていれば、展示場の営業マンで事前に割り振られるため、売れっ子にあたるか否かは最終的には運次第ではありますが、その可能性は高まるでしょう。
また、住宅会社側も準備をしたうえで案内できるため、バタバタせずに落ち着いて見学ができるでしょう。
まちかどのモデルハウスは予約必須
地元の会社で多いパターンで、1〜2区画の土地に建築しているモデルハウスの場合、予約は必須と思ってよいでしょう。
北陸エリアの中小規模の会社は、一定期間展示して売却する前提でモデルハウスを建築しているパターンか、お施主様の家を一定期間借りているパターンのいずれかです。
そのためモデルハウス内に事務所がなく、営業マンが常駐していないことがほとんどです。
予約の上、その会社の担当者がその時間に合わせて、モデルハウスを開けて案内してくれる形になることが一般的です。
強引な営業が不安な方へ
筆者は元大手ハウスメーカーの営業出身ですが、10年以上前は1日に数百件の営業電話をかけていた経験もあり、業界的にもそれが「普通」でした。
しかし、今そのような強引な営業をしている会社はほとんどありません。
営業マンとのやりとりも、電話からインスタグラムのDMやLINEに切り替わっているため、簡単にブロックされやすいリスクから強引な営業を控えている会社が「普通」です。
もし営業が不安な場合、個人情報を入力する際に「営業・DM不要」と備考欄に書いておきましょう。
石川県には、3つの形態の展示場があります。
こちらの記事で、自分にはどんな展示場が合っているか考えてみるのもオススメです!
有意義な見学にするためには
つづいて、見学予約をしたものの、何をどう見たらいいの?
子どももいて、しっかり見学できるか不安…という方も多いですよね。
そんな方にカンタンに有意義な見学にするコツをご紹介していきます。
見学前チェックリスト
それでは、こちらの見学前準備のチェックリストを参考にしてください。
見学時にメジャーなどを持っていくといい、という記事を目にしますが、そのモデルハウスを建売として購入することが決まっている場合を除き、恐らく何の意味もないでしょう。
それよりも何が聞きたいのか、ご夫婦のこだわりたいポイントを見学前に整理しておいた方がよいです。
また、お子さんも一緒に見学するとなれば、気を遣ったり1社の見学で十分疲れてしまうはず。
大きな買い物なので、詰め込み過ぎず1日に1社までにして、気になる会社のモデルハウスを余裕を持って見学に行きましょう。
ワタシゴトのこちらの記事で詳しく解説しているため、こちらも併せてご覧ください。
クオカード目的の予約はNG
昨今、事前来場予約でクオカード5,000円進呈!といった特典を付けている住宅会社が増えてきました。
その相場は数千円~、高い会社になると1万円という会社すらあります。
住宅業界における、1組の顧客を獲得するための一般的な広告費は数万円~10万円と言われています。
それに比べて、クオカードの金額でPRした方が安価で顧客情報が手に入るため、クオカード特典が普及したと言われています。
本当に気になる会社がクオカード特典を実施していれば、ラッキーぐらいの感覚でも良いですが、クオカードの金額が高いところから見学することはおすすめしません。
ご家族が数十年は住むであろう新築やリフォームを任せる会社を、クオカードの金額で決めるのは本来の目的を見失っており、特典に引っ張られ過ぎないように注意しましょう。
まとめ
今回は、予約なしで住宅展示場やモデルハウスに行ってもいいの?という疑問にお応えする形で業界の裏側も少しお伝えしました。
一生のうちでも大きな買い物の1つである新築の検討で、スタートになるモデルハウス見学を有意義なものにするために、事前予約は有効と言えます。
また同時に、家族内でこだわりたいポイントや、聞きたいことをまとめておくと、見学がスムーズになるでしょう。
みなさんの展示場・モデルハウス見学が成功するよう、ワタシゴトでも新築やリフォーム検討の際に知っておくと良い記事をイエノコトとしてアップしています。
引き続き、イエノコトでの記事をお楽しみに。