醤油蔵の立ち並ぶ港町「金沢・大野町」には、おしゃれなカフェやお店が多いってご存知ですか?今回は、大野町で見つけたおすすめのお店を巡るまちあるきコースをご紹介します。
醤油の名産地としてはもちろん、金沢観光の穴場スポットとしても注目されている「大野町」の魅力を再発見しちゃいましょう!
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ぶらりまち歩き!金沢・大野町のおすすめコース紹介
今回は、石川県金沢市の中心部から少し離れた港町「大野町」を巡ります。
出発地点は、2020年6月にオープンした金沢の新スポット「金沢港クルーズターミナル」です。
金沢港クルーズターミナルには、大野町の散策にも便利なレンタサイクルもあります。
大野町のまちなかにも、いくつかレンタサイクルを貸出・返却できるところがあるので、あちこち効率よく周りたい方にはオススメ!
もちろん、徒歩でも行けます。「金沢港クルーズターミナル」から大野町まちあるきエリアまでは、徒歩15分ほど。天気の良い日は、景色を見ながらのんびりお散歩するのもいいですね。
金沢港クルーズターミナルの堤防沿いからは、金沢港の美しい景色が見渡せます。清々しい潮風を感じながら、大野町へ出発です!
2つの絶景を一度に楽しむ!大野新橋
まず訪れたのは、大野町の眺望スポット「大野新橋」。こちらのスポットは、片側では金沢港、もう片側では大野町のまち並みが見渡せる貴重なフォトスポットです。
こちらは金沢港側。
遠くまで見渡せるので、気分爽快!
こちらは大野町側。
どことなく懐かしさを感じるレトロな風情。
雰囲気が異なる2つの眺望を同時に楽しめます。ぜひ、カメラ片手に立ち寄ってみて。
センスも眺めも良すぎる!カフェ併設「ホホホ座金沢」
大野町のまちなかをぶらり歩いていると、川沿いに小さな看板を発見。
書籍や雑貨、衣類、食品などのお土産販売やカフェスペースのある「ホホホ座金沢」です。
鉄工所の跡地をリノベーションした建物内は、スタイリッシュだけど居心地が良くてあったかい雰囲気。男前でアートなスタイルなインテリアがセンス良すぎでした。
アーティストさんがデザインした雑貨や、手土産やプレゼントにもぴったりのお菓子や食品が置かれていました。
そして、いろんなところにお洒落な雑誌や本が置かれています。お気に入りの一冊を探してみるのもいいかも。
私は、自分へのお土産に「ボスケットクッキー」を購入。
ボスケットは、ホホホ座金沢のお菓子工房で作られている焼き菓子ブランドで、地産食材を使用した卵不使用グルテンフリーのお菓子なんですって!
パッケージも可愛くて、ついつい心を奪われました(笑)子どもも食べやすいボーロのような見た目のお菓子なので、おやつにぴったりですよ。
大野川沿いに面している「ホホホ座」は、ロケーションも最高!海に流れる穏やかな大野川を眺めながら、美味しいスイーツやドリンクを楽しめますよ。
大野町まち歩きの途中に、ふらっと立ち寄りたい一軒ですね。
店舗詳細
ホホホ座金沢
《住所》石川県金沢市大野町3丁目51番地6
《TEL》076-255-2038
《営業時間》13:00~17:00
《定休日》日曜日・月曜日
《公式サイト》ホホホ座金沢
《Instagram》@hohohoza_kanazawa
「もろみ蔵」でしょうゆソフトクリームを堪能!
次に訪れたのは、醤油蔵を改装して作られた喫茶・ギャラリー「もろみ蔵」。
中に入ると、天井が高く開放感のある空間が広がっていました。ほんのり暗めの照明で蔵独特の空気感に、思わず「わぁ!」とテンションが上がります(笑)
入り口付近には、醤油や食品が販売されていました。お土産にも良さそうですね。
奥の喫茶スペースには、大きなテーブルと椅子が並んでいます。周りはギャラリーになっているようで、アクセサリーや雑貨などいろいろな作品が展示されていました。
これ何かわかりますか?「回して瓶の中を覗いてみて」と書いてあったので覗いてみると、中には絵が映し出されていました。回すと絵が動くカラクリ!つい夢中で回して遊んじゃいました。
こちらでのお目当ては、「しょうゆソフトクリーム」。大野町では、しょうゆソフトクリームを提供しているお店がいくつかあるので、食べ比べしてみるのもオススメですよ!
ほんのり醤油味で、とても食べやすくて美味しい!!ペロリと完食!!蔵の中で食べるソフトクリームは、また一段と美味しいですね。ぜひご賞味あれ。
店舗詳細
もろみ蔵
《住所》石川県金沢市大野町2丁目39
《TEL》076-267-6638
《営業時間》平日11:00~18:00
土日祝10:00~18:00
《定休日》水曜日
港町の雰囲気を味わう!眺望スポット「みなと橋」
2つ目の眺望スポットは、大野町の中心部を流れる川に架かる「みなと橋」。多くの船が停泊しており、港町情緒あふれる風景を楽しむことができます。
ランドマークの「大野灯台」も見えます。これぞ金沢の穴場フォトスポット。夜景もきっとキレイなんだろうな…。
手作りおやつでほっと一息、癒やし時間を。
大野川沿いから少し入ったところにある「こつこつおやつ 凪」。季節の果物を使った手作りのおやつを、ほっこり癒やしの空間で味わえます。SNS映えすると女性にも人気のお店です。
古民家を改装した店内は、どこか懐かしく温かい雰囲気。まるで時間がゆっくりと流れるような、居心地抜群の空間です。
私が入店すると、ケーキが残り1個でした。ラッキー!!
店内には、テーブル席とカウンター席があります。1席だけ書斎のような席があったので、今回はこの席に決定!
半個室のようになっていて、特別感が半端ない!!(笑)
ライトもついていたので、読書しながらのんびり過ごすのもいいですね。
こちらでは、先にレジで注文をしてお会計するシステム。
残り1個のケーキ(キャラメルバナナのケーキ)と、アイスコーヒーを注文しました。
ほどよい甘さのキャラメルクリームと新鮮なバナナが絶妙!アイスコーヒーともよく合います。一人でも気兼ねなく、ゆっくり癒やし時間を満喫することができますよ。
店舗詳細
こつこつおやつ 凪
《住所》石川県金沢市大野町7-108-4
《TEL》076-255-2327
《営業時間》11:00~17:00(L.O.16:30)
《定休日》日・月・火・8月、不定休あり
《公式サイト》こつこつおやつ 凪(なぎ)
《Instagram》@nagi.kotsukotsu_
散策にもおすすめ!大野町を見渡す「大野日吉神社」
大野町をまち歩きするならぜひ訪れてほしいスポットが、小高い丘に建つ「大野日吉神社」です。
毎年7月には、金沢三大祭の一つ「山王祭り」が行われています。自然豊かで美しい境内からは、正面に白山連峰、背面に日本海や金沢港を一望することができますよ。
境内裏には遊歩道があり、四季折々の植物や野鳥との出会いを楽しむことができるので、のんびりお散歩にオススメ!
途中に多目的広場もあるので、景色を眺めながらの休憩にも。自然のパワーをチャージできそうですね!
また今回はご紹介していませんが、大野町にはヤマト醤油味噌による発酵食のテーマパーク「ヤマト・糀パーク」もあります。
「ヤマト・糀パーク」でみそぼーる作り体験をしたときの記事はこちら。
まとめ
歴史あるまち並みの中に、食やアートの文化が融合する港町「大野町」のおすすめまち歩きスポットをご紹介しました。
小さな町なので、1日であちこち回れるのも魅力ですよ。都会の喧騒から離れて、ちょっとのんびり大野町を歩いてみませんか?