石川県白山市で、2021年4月に「かなざわ食マネジメント専門職大学」が開学しました。
専門職大学は2019年度から制度化された、理論と実践の両方を学べる新しいタイプの大学です。
その中でも、かなざわ食マネジメント専門職大学は、フードビジネス業界に特化した日本初の専門職大学です。
食のプロフェッショナルを目指して総合的な知識を学び、企業実習で実務能力も身につけられます。
そんな大学のオープンキャンパスは、ちょっと他とは違うという噂を聞きつけ、ワタシゴト編集部が潜入取材してきました!
(※取材は2022年8月)
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かなざわ食マネジメント専門職大学のオーキャンに潜入してみた!
今回取材したのは、2022年8月に開催された「キャンパスをシロう!業界をシロう!学校生活をシロう!楽しさをシロう!」というコンセプトで「シロフェス」と名付けられた、1DAYオープンキャンパスです。
まずは、ガイダンスに参加。大学の特色やカリキュラムの特徴についての説明を聞きます。
写真や図解を見せながらわかりやすく解説してくれるので、大学と専門職大学の違いや8つの分野をボーダーレスに学ぶこと、実務経験豊富な先生が多く資格サポートも充実していることなどがスムーズに理解できました。
参加して体験!実習でわかる食マネの魅力
そして、これが食マネのオープンキャンパスの最大の特徴!一緒に参加して体験できる調理実習があるんです。今回のテーマは「キンパのブームに迫る」。
前半は、学生たちからキンパとはどんな料理かやなぜキンパがこれだけ流行しているのか、SDGsの観点から考えるキンパなどについて、細かくリサーチした研究結果の発表がありました。
実際に作って販売する場合の方針や場所なども考えられ、飲食店の経営や商品開発の観点からもリサーチされた内容になっていたのは、フードビジネスを幅広く学ぶこの大学ならではです。
後半は、作業効率やそれぞれの食材の調理のしやすさにも配慮して考案された、自宅で手軽に作ることができるレシピ「簡単!韓国屋台風チーズキンパ」を調理します。
最初はちょっと緊張していた高校生たちも、「苦手な食べ物はある?」「家でも料理はする?」などと話しかけてもらうと、次第に打ち解け、楽しい雰囲気で調理が進んでいました。
具をたっぷり巻いて作るキンパ、彩りも鮮やかで美味しそうです!
調理の経験があまりないという参加者にも、寄り添って丁寧に教えている学生たちの様子が印象的でした。
なかなかチーズが溶けずに何度も電子レンジで調理したり、太くてなかなか切るのが大変そうだったりする場面もありましたが断面も美しくできあがり!
キンパが完成したら試食タイム。さっそくみんなでいただきまーす!
口々に「めっちゃうまい」「美味しい!」という声が聞こえ、キンパ作りは大成功でした。
実際に参加した高校生に話を聞いてみると「調理体験ができて楽しかった」「家でもレシピを再現して作ってみたい」「経営も学べることがわかってよかった」「建物や設備が新しくてキレイ」などの感想が。
最後には、高校生と学生たちの歓談タイムも設けられ、
率直な質問への受け答えや進路についての相談をしたりと、真剣に将来を考える高校生たちにとって、充実した時間となったようです。
さらに、食マネのオープンキャンパスのプログラムはまだまだ盛りだくさん!
今回のテーマは「夏まつり」ということで、屋台ブースや縁日ブースが設けられ、ボールすくいなどのゲームやさまざまな屋台グルメを楽しむ参加者で、校内には活気があふれていました。
【在学生インタビュー】食マネオープンキャンパスはココがおすすめ!
この日のオープンキャンパスの運営に関わり、調理実習などもサポートした「かなざわ食マネジメント専門職大学」二期生の中から4名に、オープンキャンパスについてお話を伺いました!
—–「かなざわ食マネジメント専門職大学」のオープンキャンパスの他との違いは?
Kさん:話を聞くだけではなく、料理を自分で作ってどうやって販売するかまで考えられるというのは、この大学のオープンキャンパスの強みだと思います。
Sさん:実際の授業を受けられるのもいいところだと思います。わたしも高校生の時に参加して受けた食品ロスについての授業が印象的で、こんな知識が学べるのだと興味が湧きました。
Yさん:学校によっては難しい授業内容で固い雰囲気のところもあるんですが、ここのオープンキャンパスは気軽に参加できるのが魅力だと感じます。
—–オープンキャンパスに参加した高校生との関わりで心がけたことは?
Kさん:とても緊張していたので気持ちがほぐれるように積極的に話しかけて、好きなものや日常生活の話題をするようにしていました。
Yさん:他の大学と進路を迷っていると相談されたので、自分の経験もふまえてアドバイスしました。ここなら食に関する勉強はもちろん、経済や経営なども学べて、料理だけでなく色々な分野に関わることができるよ、という話をしました。
—–食マネのオープンキャンパスにはどんな方に参加してほしいですか?
Kさん:食べることが好きで、料理が得意なわけじゃないけど食に関わりたいと思っているなら、一度来てみたらいいんじゃないかなと思います。
Oさん:調理専門学校や大学と迷っている方に参加してほしいですね。まずは自分で体験してみることが大切。体験授業は高校生でもわかりやすく、興味を持てる内容なのでおすすめです。
Sさん:わたしはこの大学のことを知るまでは将来の夢がなかったんです。どこでもいいから経営学部に入れればと思っていました・・・。やりたいことが決まっていなくて、でも食に興味があるという方は、ぜひ学校の雰囲気を体験してほしいです。
他にもあります!食マネのこんなオープンキャンパス
今回取材したもの以外にも、かなざわ食マネジメント専門職大学では多彩なオープンキャンパスが開催されています。
体験授業でプロフェッショナルから学ぶ楽しさや新しい情報を習得したり、学生から実際のキャンパスライフの話を聞いたりと、リアルな大学生活をイメージできる内容となっています。
普段は見ることのできない独自の見学ツアーなどの企画もあるのでホームページも要チェック!
また、忙しくて週末に時間がとれないという方に向け「ちょいキャン」も開催中!
平日でも、朝でも昼でも夜でも、LINEでもZOOMでも参加可能。
好きな時間に好きな方法をチョイスできるのがうれしいですね!
説明を聞くだけ、相談だけなど、気軽に参加できます。
オープンキャンパスの予約・申込みはホームページ、または公式LINEから受付中です。
概要
かなざわ食マネジメント専門職大学
《学長》岡内 祐一郎
《所在地》石川県白山市横江町8街区1
《運営法人》学校法人国際ビジネス学院
《公式サイト》かなざわ食マネジメント専門職大学
《オープンキャンパス・進学に関するお問い合わせ先》
【電話】0120-5931-13(受付:平日 9:00~18:00)
【Mail】info-u@kbg.ac.jp
まとめ
今回は、フードビジネスを総合的に学べる「かなざわ食マネジメント専門職大学」のオープンキャンパスを紹介しました。
明日の“おいしい”をつくる、食のプロフェッショナルを目指し、「理論+実践」で幅広いスキルを身につけられる、かなざわ食マネジメント専門職大学。
大きな可能性を持つフードビジネスの世界で活躍してみたいという学生のみなさん、ぜひオープンキャンパスに参加して、リアルな大学の雰囲気を体験してみてはいかがでしょうか?
「自分の未来は自分で決める」。
きっと、将来の夢への大きな一歩となるはずです!
取材に協力してくれた学生のみなさん、ありがとうございました!