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【インタビュー】価値あるものを、受け継ぎ伝えて/和のヨガ教室経営 くどう かなこさん(後編)

金沢市で和のヨガ(大和ヨガ)教室を経営しているくどう かなこさん。

日本の気候や体型に合わせた、日本人が本来持って生まれた良さを活かすスタイルのヨガを受け継ぎ、多くの女性に伝え広めています。

前編に引き続き後編では、大和ヨガを通して見つけた好きなこと、そして発信する側として今後チャレンジしていきたいことを伺いました。

前編はこちら

>>【インタビュー】価値あるものを、受け継ぎ伝えて/和のヨガ教室経営 くどう かなこさん(前編)

高まる興味と、意外な特技

—–大和ヨガのインストラクターをされていて、一番のやりがいは何ですか?

くどうさん:やっぱり「身体が楽になった」とか「家事をしても腰が痛くなくなった」とか、生徒さんご自身が身体の変化を実感してくれるのが一番嬉しいですね。私も生徒さんの身体の変化は、動きを見ただけですぐ分かっちゃいます。

—–生徒さんの動きを見るだけで分かるのですか?

くどうさん:はい(笑)今日は腰が痛いんだろうなとか、目が疲れているみたいだなとか、身体を見るだけでその日の状態がだいたい分かりますね。私、身体のことがとても好きで。K-POPも好きなんですが、ダンスの動きを見ればすぐ顔を見なくても誰か当てることができます。小さくても筋肉の動きや癖を見て。大好きなグループなら、手を見るだけで分かりますね。これ、結構特技かもしれません(笑)

—–え~すごい特技ですね!身体のことが本当に好きなんですね。くどうさんの探究心、恐るべしです(笑)

くどうさん:それこそ、法律事務所に勤めていた時は、身体について全く興味もなかったですし、自分の身体のケアもどうすればよいか分かりませんでした。冷え性の自覚はあったけれど、為す術もなく。ヨガのインストラクターになって、生徒さん達とやり取りをしていく中で、だんだん身体への興味も高まって、理解も深まっていったように感じます。動きを見て分かる特技も、日頃から生徒さんの動きの癖や特徴をよく見て、その経験の積み重ねで分かるようになっていきましたね。

—–そうなのですね。経験の積み重ねが、新たなやりがいや興味に繋がっているのですね。

人に伝えることは学び続けること

—–普段、仕事とプライベートの両立で大切にされていることを教えて下さい。

くどうさん:仕事もプライベートも、自分のやりたいことなのか、楽しいと思えることなのか、自分の気持ちを大切にしています。ただ両立となると、プライベートで習っている日本舞踊も茶道も、好きなダンスを見ることも、結局全て身体に関することで仕事に繋がっているんですよね。仕事も好きなので、プライベートで時間があるとつい仕事に関係することばかりしていたり(笑)好きなので境界線がないんですよね。事務職をしていた頃は、仕事とプライベートをしっかり区切っていました。でも今は仕事が好きなので、プライベートの時間も仕事に費やしますし、それがダメだと思っていません。日本舞踊などの趣味も、そこで学んだことが仕事に活きてくることも多いので。

—–仕事とプライベートがうまく融合されているのですね。今のスタイルが、くどうさんにとって一番居心地の良いスタイルなのですね。

くどうさん:そうですね。もちろん大変なこともありますが、それを苦労だとは思いません。私の場合は、与えられた仕事をしてお給料をもらうのではなく、自分で仕事を与えていくし、それに対して見合う収入も異なってくるので、決して限りがあるわけじゃないんですよね。だから、人に伝えるということは学び続けることでもあるので、学びたい意欲が止まらないんです。

—-くどうさんは、現在もたくさん習い事もされていますよね。

くどうさん:10年来の友人にも「あなたは常に何かを学んでいるね」と言われました(笑)その言葉で気付いたんですが、社会人になってから今まで、常に何か習い事をしてきているんですよ。自分でもあまり自覚なかったのですが、私はとにかくインプットが好きみたいで(笑)どんどんインプットするから、アウトプットしたくなるだけで。そのスタイルが向いているのかもしれません。

—–なるほど!インプットとアウトプットは繋がっていると言いますし、その良い循環によってどんどん新しい学びや興味がインプットされていくのかもしれませんね。

伝えないと伝わらない時代だから

—–これから挑戦したいことはありますか?

くどうさん:プライベートで挑戦したいことがたくさんあります。まず習字を習いたいです。習い事がどんどん増えていくのですが、興味が止まらなくて……(笑)普段から習い事をするとき、何を習うかも大事ですが、誰に習うのかが私の中で一番重要なので、「この人に習いたい」という先生を見つけて挑戦してみたいなと思っています。あと、現在習っている日本舞踊や茶道もまだまだ果てしない道なので、これからどんどん深めていきたいという意味では挑戦ですね。

—–習字、いいですね!美しい姿勢や所作を身に付けることができそうです。やりたいことが次々に出てきますね!

くどうさん:それに海外旅行にも行きたいですね。一昨年も一人で3週間ほどドイツなどヨーロッパに行ってきました。日本も好きですが海外も好きなので、今の状況が落ち着いたらまた行きたいです。

—–1人で海外旅行に!?すごい、なかなかの行動派ですね。

くどうさん:もちろん行く前はビクビクしますし不安もあります。習い事を決める前は慎重になったり。そんな一面もありますが、一度決めたらやる、というタイプです(笑)

—–仕事の面でチャレンジしたいことはありますか?

くどうさん:仕事においては、続けることが第一だと思うので。今伝えていることを続けていくことが挑戦かなと思いますね。昔からの生活習慣の知恵を活かして作られた大和ヨガを、現代のSNSツールを使ってどう伝えられるか……ある意味かなり挑戦だなと感じていて。今ブログ発信を頑張っているのですが、文章でどう書けば伝わるのか、SNSや動画でどう伝えられるか、みなさんが忘れかけている日本の良さをもっと発信していけるようになればいいなと思います。今の時代にあう方法で、伝えていけるようチャレンジしていきたいです。

—–昔から伝わる日本の良さを、現代のツールで発信するって何だかとても素敵!上手くマッチすることで新しい価値観や発想が生まれそうです。

くどうさん:私自身、いいものや価値のあるものは、ずっと続いていくものだと思っていました。でも今の時代、伝えないと伝わらないということを実感したので、自分が信じる価値あるものをしっかり伝えていきたいと改めて感じています。昔は見て学ぶのが当たり前でしたし、親世代から伝わってきたものを代々受け継いで生活するのが当たり前でした。今はいつでも世界中どこにでも繋がれる時代、子ども達が独自のものを作り出す時代なので、昔のものが受け継がれなくなっているんですよね。しっかり伝える人がいないと伝わらなくなってきたと思うんです。なので、ちゃんと伝わっていない「いいもの」を私が伝えていけたらいいなと思います。

時を経てつながる、あるべき姿を

—–最後に好きな言葉を教えて下さい。

くどうさん:私、オードリー・ヘプバーンが中学生の頃から好きで。大学生のときに住んでいた名古屋で偶然「オードリー・ヘプバーン展」が開催されていたんです。そこで頂いた、彼女が愛唱した詩の言葉がとても好きです。

”魅力的な唇のためには、優しいことばを紡ぐこと

愛らしい瞳のためには、人々の素晴らしさを見つけること

スリムな体のためには、飢えた人々と食べ物を分かちあうこと

豊かな髪のためには、一日に一度、子供の指で梳いてもらうこと

美しい身のこなしのためには、決して一人で歩むことがないと知ること

 

人は、物もよりもはるかに多く回復し、復活し、生き返り、再生し、報われることが必要なのです。くり返し報われることが

 

年をとると、人は、自分に二つの手があることに気がつきます。一つの手は、自分自身を助けるため、もう一つの手は他者を助けるために”

くどうさん:彼女の美しさの中には、ボランティア精神や人に対する思いやりがあるんですよね。自分が傷ついた経験も、彼女の優しさに繋がっていて、美しさや魅力に繋がっていると思うので、彼女自身も大好きですし、彼女が愛した詩も惹かれるものがあります。身体の美しさは外側ではなく、内側の美しさが外側に現れるのだということを教えてくれている詩だなと。

—–素敵な詩ですね。どの言葉にもハッとさせられます。

くどうさん:最後の箇所も大好きで。私が今目指すところはここだなと思っていて。若い頃に見たときは、ただすごいなとしか思わなくて、こんな風になれるとも思わなかったです。でも20年経った今、私もこうあり続けたいと思いますし、改めて大切にしていきたい言葉だと感じています。

—–大学生のときに出会った言葉が、時を経て、今のくどうさんの目指すところに繋がっていたのですね。なんだか運命的です。今回、くどうさんのお話を伺って、改めて日本人で良かったな~と感じました(笑)昔から受け継がれる日本人の良さを活かした「価値あるもの」が日本にはまだまだたくさんあることに、改めて誇りを感じました。これからも大和ヨガを通して、多くの女性に笑顔をもたらし、日本人ならではの良さを発信し続けるくどうさんの活躍を楽しみにしています。本日はありがとうございました。

和のヨガ教室

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