夏を熱く盛り上げるお祭りシーズンの到来。今回は、数年ぶりに帰ってきた氷見の夏祭りをご紹介します。
熱い夏こそ熱い祭り!見るもよし、参加するもよし、完全燃焼するまで遊び尽くしましょう!
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帰ってきた「ひみまつり」
氷見の夏の風物詩「ひみまつり」をご存知ですか。
子どもからお年寄りまで、氷見市民が総出で盛り上がる一大イベントなんです。
ひみまつりでは、ブリやタイを模した提灯を取り付けた漁船型の山車が街に繰り出す「魚提灯山車」のパレードをはじめ、市内外の獅子舞が一堂に集まる「獅子舞フェスティバル」、ひみ音頭のまちながしなど、多彩なイベントが盛りだくさん。
そして、5,000発以上もの県内最大級の花火が氷見の夜空に輝き、盛大にフィナーレを飾ります。
新型コロナの影響で、2020年から2年連続で中止となっていましたが、なんと今年は3年ぶりの開催が決定しました!
おなじみの花火大会はもちろん、屋台が立ち並ぶグルメランドや魚提灯山車の展示、キトキト氷見音頭など、今年も世代を超えて楽しめるイベントが目白押しです。
イベント情報
《開催日時》2022年8月6日(土)午後3時から午後9時まで
《開催場所》比美乃江公園(氷見市栄町7)
※現在は終了しました。
やっぱり外せない「祇園祭」
「祇園祭」と聞くと、京都を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
実は、約300年前の江戸時代、氷見一帯で疫病が流行しました。住民らが京都の八坂神社から祇園神の分霊を迎えて祈願したところ病が治まったため、感謝を込めて京都の祇園祭を真似て巡行したのが始まりだと言われています。
祇園祭りでは、南は日吉神社、北は日宮神社の氏子が、それぞれの地域を神輿や太鼓台を引き連れて街に繰り出し、氷見に夏の訪れを告げます。
豪華絢爛な曳山が街を練り歩く姿は雅やかで、沿道は多くの見物客で埋め尽くされます。
そして、夜になると一変。「イヤサー、イヤサー」と威勢の良い掛け声に合わせて、太鼓台の激しいぶつかり合いが始まり、地元民からは大歓声。昼とは違った盛り上がりを見せてくれます。
イベント情報
《開催日時》7月13日(水)、14日(木)
《開催場所》氷見市中心部
観て、食べて、癒されて。地元民が教える氷見の観光スポット3選
氷見と言えば「海」、そして「海鮮」。そんな氷見の魅力をとことん満喫できる“王道”の観光スポットを厳選してご紹介します。
きときと海の幸でおもてなし。氷見をまるっと味わうなら「ひみ番屋街」
「氷見漁港場外市場 ひみ番屋街」には、氷見漁港直送の魚を振る舞う回転寿司をはじめ、氷見うどんや氷見牛、氷見カレー、こだわりスイーツなど、食事から手土産まで約30店舗がずらりと並びます。
ここで味わえない地元グルメはないほど豊富なラインナップでおもてなし。
氷見市の海沿いに位置するひみ番屋街は、漁師が漁場近くの海岸線に作る作業小屋「番屋」をイメージしています。
施設内には、漁港さながらの活気あふれる鮮魚市場も設けられ、地場で獲れた旬の鮮魚をお持ち帰りすることもできますよ。
手の込んだ加工食品から地酒、伝統工芸品、キャラクターものまで、手土産も幅広く取り揃えています。
ひみ番屋街の側には、富山湾越しにそびえる立山連峰と、氷見市沖に浮かぶ唐島(からしま)を一望できる無料の「足湯」も。
地元民からも人気を集める隠れ癒しスポットの一つなんです。
さらに本格的な温泉を楽しみたい方には、ひみ番屋街の向かいにある源泉かけ流しの天然温泉「氷見温泉郷 総湯」に立ち寄ってみるのがおすすめ。
潮風と番屋の雰囲気に浸りながら、心も体も癒されてみては。
氷見漁港場外市場 ひみ番屋街
《住所》富山県氷見市北大町25-5
《電話番号》0766-72-3400
《営業時間》物販施設、鮮魚施設、フードコート 午前8時半~午後6時(※鮮魚は売り切れ次第終了)
飲食施設 午前11時~午後6時
回転寿司 午前10時~午後8時
《休館日》1月1日
《公式サイト》氷見漁港場外市場 ひみ番屋街
《Instagram》@himi_banyagai
《Twitter》@himibanya
《facebook》@himibanya
最新技術で漁村文化をリアル体験。遊んで学べる「氷見市漁業文化交流センター」
2020年6月にリニューアルオープンした「氷見市漁業文化交流センター」。愛称は、「ひみの海探検館」。
のどかな漁港から施設内に入ると一変、VRやARなどの最新技術が満載の異空間が広がっています。
まず目に飛び込んでくるのが、巨大なスクリーン。
リニューアルを機に、大迫力の映像が楽しめる「VRシアター」が新登場しました。
440インチの4面大型スクリーンには、「天然のいけす富山湾」や「氷見の漁師体験」を収めた映像をはじめ、氷見の祭りや食文化、自然を題材にしたバリエーション豊かな映像が流れます。
時には空の上、時には海の中、時には漁船に乗っているかのようなリアルな感覚を味わうことができますよ。
さらに奥へ進んでいくと…。
大型定置網内に吊り下げられた魚のプレートにスマートフォンをかざすと、魚の情報が出てきたり記念写真が楽しめたりする「ARストリーム」のほか、映像や体験型装置で氷見の漁業文化を学ぶことができる「ハンズオンひみ」も。
最新技術を駆使した体験型の設備が盛りだくさんで、入館料も無料。
ゲーム感覚で楽しめて、氷見の歴史まで学べてしまうなんてびっくり。
さらに、今年の5月20日には飲食スペース「ひみ岸壁市場」がオープンしたばかり!
氷見ちらし定食や煮干しラーメン、つみれ汁などご当地グルメをご用意。氷見の絶品魚食文化まで堪能できて、ついでにお腹も大満足!
氷見市漁業文化交流センター
《住所》富山県氷見市中央町7番1号
《電話番号》0766-74-8018
《営業時間》午前9時~午後5時(最終入館は午後4時半)
《休館日》毎週水曜
《公式サイト》氷見市漁業文化交流センター
《Instagram》@himigyogyoubunka
《Twitter》@himi_gyobun
《facebook》@himigyogyoubunka
通な楽しみ方。遊覧船でまったり「氷見沖クルージング」
氷見市漁業文化交流センターを出発し、唐島、阿尾城跡、氷見沖に設置された定置網を巡りながら、約30分かけて富山湾の海上を遊覧船で滑るように運航します。
気象条件が良ければ、海越しに3,000m級の立山連峰を見ることができます。
地上から見る景色とは一味も二味も違った大パノラマにうっとり。これは一見の価値ありです。
さらに船内では、海鳥のエサやりを体験することもできるそう。子どもも大人も童心に返って楽しめそう。
氷見沖クルージング
《運航期間》2023年5月1日(日)~10月22日(日)
《定休日》不定休
《出発時間》午前9時、10時、11時、午後1時、2時、3時
《料金》①通常コース(約25分)
大人(中学生以上)1,200円、小学生600円、未就学児無料
障害者割引 大人(中学生以上)600円、小学生300円、未就学児無料
※障害者1名につき介助者1名まで対象
※団体割引は15名以上
②短時間コース(漁港内運航、約15分)
大人(中学生以上)600円、小学生300円、未就学児無料
障害者割引 大人(中学生以上)300円、小学生150円、未就学児無料
※障害者1名につき介助者1名まで対象
※団体割引は15名以上
《Twitter》@himi_cruising
※当日の運航状況などは氷見沖クルージングTwitterアカウントをご確認ください。