※このお店は現在、閉業されています
2021年もあと少し、お正月の準備はお済みですか?
今回は、富山県南砺市でお漬物を製造・販売されている、丸東食品の「かぶら寿司」をご紹介!
海と山の幸を、自然の恵みで発酵させた北陸の味の芸術品は、贈り物にもぴったり。
まあ1回、食べてみられぇ~
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そもそも、かぶら寿司とは?
かぶら寿司は、北陸・富山、金沢で古くからつくられてきた郷土のお漬物、伝統的な発酵食品。寿司と言っていますが酢飯は使わず、魚を塩と米飯で発酵させた「なれずし」です。
富山、石川のおせちに欠かせない一品
「食べないとお正月が来た気がしない」と言われるほど、富山県や石川県で親しまれいるかぶら寿司は、おせち料理と一緒に食卓に並びます。口に入れると、麹(こうじ)の上品な甘みと旨みが口の中一杯に広がり、しゃくしゃくとしたかぶらの食感と一緒に、ブリや鮭、サバの恵みの旨みを味わえます。
麹(こうじ)には美白作用も
発酵食品に含まれる麺には美白作用があります。麹を含んだ化粧品は、現在数多くのお店で取り扱われていますが、これにはきちんとした理由があります。コウジ酸菌が作り出すものは、厚生労働省の認めた「美白成分」のうちの1つだからです(※)
この成分は「お酒を造っている杜氏(とうじ)の手が白いこと」から発見されました。
(※)コウジ酸を含有する医薬部外品 https://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/11/dl/s1102-8c.pdf(厚生労働省Webサイトより)
厳しい風土と先人の知恵が育んだ、発酵食品の傑作
かぶらすしが誕生したのは、江戸時代だといわれます。北陸の冬は深い雪に閉ざされます。海と山の幸に、発酵という自然のちからを加えることで、美味しさと保存性を高めたかぶら寿司には、雪国に生きる先人たちの知恵が詰まっています。
また、栄養面においても、かぶらずしは大変優れた発酵食品です。乳酸菌、アミノ酸、DHA、EPAをしっかりと摂れるので、現代の食卓においても見直したい伝統料理の1つです。
かぶら寿司の食べ方
かぶら寿司は麹ごと、そのままいただきます。味はしっかりついていますので、醤油はいりません。繰り返しですが「麹ごと」いただきます。
かぶら寿司を知らない方に贈答すると、麺の食べ方が分からずに洗い流される方がいらっしゃいます。知らないと、翅がたっぷりついたお漬物は「ぬか漬け」に見えるのかもしれません。
かぶら寿司を初めて贈答される方には、「麹は洗い流さなくても大丈夫」とお伝えすることをおすすめします!
まるとうのかぶら寿司
一見、同じように見えるかぶら寿司ですが、お店ごとに独特の味わいがあります。
今回、ご紹介する丸東食品様のかぶら寿司は、塩味が強くなくマイルド、水分は少なめでカラッとしたかぶら寿司です。漬け込む桶を逆さにして、時間をかけて水切りをすることで、この味にたどり着いたとのこと。
かぶら寿司は「サバ」「ブリ」「紅鮭」の3種類
1番人気は「サバ」のかぶら寿司。サバはかぶに味が移りやすく、強いうまみを感じられます。
海の近くにお住まいの方には「ブリ」が人気。ブリは贈答用に購入される方も多いそうです。
「紅鮭」はあっさりした味わい。切ったときの断面が綺麗な紅白で見た目に美味しく、そそられます。
30年変わらない味を、長く食べてもらいたい!
毎年、会社まで足を運び「ここのかぶら寿司が好きで」と購入するお客様もたくさんいる、まるとうのかぶら寿司は、社長のご両親(80代)を中心に、年配のスタッフ8名で製造されています。
「年末年始の習慣・恒例行事として食卓に並べてもらえるのはありがたい」
「マイルドでカラッとしたかぶら寿しが好きな人に、長く食べてもらいたい」
そんな想いで、30年以上、変わらない味を保っているかぶら寿司を、ぜひ、今年のおせちの一品に選んでみてはいかがでしょうか!
遠方の方に富山を贈ろう!
まるとうのかぶら寿司のご注文は、オフィシャルECサイトで!