富山弁で知らんがけ?とは、知らないの?の意味。富山には、県民には当たり前だけど他県の人にはさっぱり…??という方言や地名、特徴などがたくさんあります。今回は富山人ライターchiharuが、他県の方もこれは絶対知っておくべき!という用語集をお届けします。
就職・進学・転勤で、富山に引っ越してこられる方も多いはず。
豊かな自然と美味しい食べ物がたくさんの富山は、とーーーっても良い街!!
一早く富山に慣れ親しんで頂くために、あるある用語集をまとめました。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

よく使うちゃ富山弁
●こちょがしい
=くすぐったいの意味。「ちょこがしい」とも言うらしい。
●だやい
=だるいの意味。使用例「今日、だやいわ~」
●なーん
=いいえの意味。使用例「なーん、違うよ」
●かたがっとる
=傾いているの意味。正直、私これは標準語やと思ってました(笑)
●くどい
=味が濃いの意味。これも標準語じゃないことにショック(笑)
●きずばん
=絆創膏の意味。富山の子どもは全員「きずばん」で習います。
ちなみに・・・
富山弁と言えば…でよく聞く「きときと」(=新鮮という意味)は、全く使いません!(笑)使ったら、おそらく笑われます。

道路の愛称
●イチコロ
=国道156号線。岐阜市から高岡市までを結ぶ一般国道。富山県西部の住民なら利用頻度がかなり高い国道です。
●サンゴク
=国道359号線。富山市から金沢市までを結ぶ一般国道。車を乗るまでこの愛称を知らなかった私は、「サンゴク」と聞いて「山賊」を連想し、物騒な国道なんだと勝手に勘違いしていました(笑)
富山の美味しいもん
●とろろ昆布のおにぎり
海苔の代わりにとろろ昆布を巻いたおにぎりは、富山ではメジャーなソウルフード。
一世帯当たりの昆布消費量が1位の富山では、コンビニや飲食店でも、とろろ昆布のおにぎりが当たり前!老若男女に愛される味なのです。でも…私は正直「どこ持って食べたらいいの?」と素朴な疑問は持ち続けています(笑)

●渦巻きかまぼこ
全国的には板についたかまぼこが一般的ですが、富山のかまぼこは渦巻き状になっているのが当たり前!昆布や赤い皮が巻かれた富山のかまぼこは、見た目も可愛くて子ども達にも大人気なんですよ。

≪引用:梅かま≫
ちなみに、富山では結婚式の引き出物として「鯛の細工かまぼこ」が定番です。
昔から引き出物をご近所におすそ分けする風習もあり、大きく豪華な鯛かまぼこが主流となったようです。

それ何なが?富山あるあるネタ
●小学校ではチャレンジ3015
昭和59年から富山県の小学校で実施されている「みんなでチャレンジ3015」。
身体を動かす遊びや運動をすると1得点づつ獲得できて、立山の標高と同じ3015点のゴールを目指す仕組み。休み時間には、みんなでチャレンジ3015してたなぁ~(笑)

●北陸銀行の口座はステータス
富山市に本店を持つ地方銀行。富山県民に一番親しみのある銀行なので、たいてい北陸銀行口座を持っています。スーパーと併設しているATMも多いので、持っておくと便利ですよ。
読めんがいぜ!難しい地名
難易度☆
・総曲輪(そうがわ) 富山市
・城端(じょうはな) 南砺市
・石動(いするぎ) 小矢部市
難易度☆☆
・婦負(ねい) 富山市
・三女子(さんよし) 高岡市
・五十里(いかり) 高岡市
難易度☆☆☆
・今生津(いもず) 富山市
・開谷(かいだん) 中新川郡上市町
・山女(あけび) 魚津市
私は富山人ですが、ずっと総曲輪を「そうなわ」と言っていました(笑)富山の中心地「総曲輪」だけは、間違えないようにしられ~。
まとめ
富山弁と富山の地名をマスターすれば、あなたは立派な富山人!!富山あるある用語を覚えて、ぜひ楽しい富山ライフを過ごしてくださいね。
