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【福井の方言・あるある集】みんな福井弁使おっさ~

福井 方言/グルメ用語集

「はよしね」のインパクトが強い福井弁。
県外の方が初めて聞くとびっくりして、「福井の人は怖い!」と感じてしまうことでしょう。

しかし、福井弁はふわふわとしてかわいいものも多いのです!

今回はほんとはかわいい福井弁をみなさんに知ってもらいたいと思います。

 

福井についてもっと知りたい方はこちらの記事もチェック!

かわいい福井弁

怖い印象を与えてしまうかもしれない福井弁ですが、かわいい福井弁はたくさんあります!

男性が使えば優しく、女性が使えば可愛く感じる福井弁をご紹介します。

  

ジャミジャミ

= テレビ画面の砂嵐のこと。使用例「テレビがジャミジャミになった。」

ほやほや、ほやの~

= そうそう、そうだねという相槌。使用例「ほやほや、明日の予定やったの~。」

つるつるいっぱい

= 表面張力でギリギリこぼれていない様子。使用例「お水つるつるいっぱいで!」

ちゅんちゅん

= 熱々という意味。使用例「そのお茶ちゅんちゅんやで。」

〇〇の~

= 語尾につく。使用例「元気だの~。」

ちょっきり

= ちょうどという意味。使用例「ちょっきり人数分!」

これに加えてイントネーションが柔らかいので、さらに優しい印象を持ってもらえそうですね!

福井弁の特徴

福井弁は聞いたらすぐ分かるほど特徴的です。
福井県民は標準語で話していても気づかれて「何故?」と思うことでしょう。

そんな福井弁の特徴をご紹介します。

 

イントネーションがうねって、柔らかい

イントネーションがうねって柔らかい福井弁は、語尾がのびて下がる特徴があります。また、波打つようにうねることで、優しく柔らかい印象を与えます。

例えば、「ですよ」という場合、最後の「よ」の音をのばして、「ですよ~」という風に発音されることがあります。

このイントネーションの特徴が、福井弁において優しく柔らかい印象を与える要素の一つと言われています。
人々の会話や地域の雰囲気によっても微妙な違いがありますが、福井弁のイントネーションは地域の特徴として愛されています。

アクセントが無い

福井弁はアクセントの無い、平坦な発音をします。そのため、同音異義語の「はし」(橋、箸)、「あめ」(雨、飴)などの区別がつきにくいことがあります。
なので、相手の反応や話の内容を見て推測しなければいけません。

地元の人同士では通じるので、それがまた特別に「地元感」が出ていいですね!

地域によって方言が違う

福井県は北陸地方に位置しているけれど、実は関西にも近い場所にあります。

特に福井県の中心にある越前などの嶺北地方では、福井弁の訛りがかなり強くなる傾向があり、独特なイントネーションや発音が目立ちます。

関西寄りの嶺南地方では、関西弁に近い方言が混ざることがあります。例えば、「おおきにのう」とか、「まいどあり」とか、関西の人がよく使う表現が混ざります。

一つの県内で地域ごとに方言が異なるというのも、福井県ならではの特徴です。

北陸の他の方言も気になる方には、こちらの記事もオススメ

よく使う福井弁一覧表

よく使われる福井弁をご紹介!

福井県民の方は、県外では通じませんのでお注意ください!

県外の方は使用例、標準語訳も記載しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

福井弁意味使い方標準語
おぞい古い、ひどいこんなおぞい鞄、よー使とるのーこんな古い鞄、よく使ってるね
おちょきん正座おちょきんしねま正座しなさい
ノートがつまるノートがいっぱいになる試験勉強をしたのでノートがつまった試験勉強をしたのでノートがいっぱいになった
くどい塩辛い 味が濃い味噌汁がくどい味噌汁の味が濃い
よばれるごちそうになる夕飯によばれた夕飯をごちそうになった
かぜねつ口内炎かぜねつ痛くてなんも食べれん口内炎が痛くて何も食べられない
のくてえあほのくてーの~あほだな~
だんねー大事ないですよ、気にしないですよどうぞ、だんねーでどうぞ、いいですよ
~しね~しなさいはよしね早くしなさい

こう見ると「よばれる」などやらしさのない、優しい言い回しが多いですね。

「はよしね」は初めて聞くと怖く感じ驚かれると思いますが、「早くしなさい」という意味です。
福井県民の方は県外に出られたとき、「はよしね」にだけは気をつけて下さい!

福井県あるある

県外の人にはあまり知られていないかもしれませんが、「実は福井県民だけ」に共通する特徴やエピソードをご紹介します!

福井県のあたりまえ!

・エリアごとにお蕎麦の種類があり、地元民はそれぞれ地元のお蕎麦が一番と思っている

例えば、越前地方では「越前そばが有名で、細めの麺や香り高い出汁が特徴。地元の人たちは、この越前そばが一番おいしいと思っています!

一方、福井市周辺では「福井そばが主流です。こちらは太めの麺やコシのある食感が特徴。福井市の人たちは、福井そばが一番美味しいと思っています!

さらに嶺南地方では「南越前そば」や「勝山そばが愛されていて、地元の人たちは「自分の地域のお蕎麦こそ1番!」だと思っているんです。

 

 

・短い距離も車で移動しがち

福井県では多くの人が車を所有しており、車を利用して移動することが一般的です。

特に田舎や山間部など、交通手段が限られている地域では、車が唯一の移動手段となることが多く、また福井県の広い範囲を効率的に移動するには、車が便利な場合もあります。

そしてなにより車での移動が快適で便利ですよね。

 

・福島県、福岡県と間違われる

県名に「福」の文字が含まれていることや、「福井」という名前自体が他の県名と似ていることが原因かと思われますが、福井県の魅力や個性を積極的にアピールし、「福井県」が1番に思い浮かぶように知っていただきたいですね!

 

・北陸は、富山、石川、金沢だと思われている

「石川、金沢」も気になりますが、「福井」を入れていただきたい!これは北陸3県の「福井」「石川」「富山」の魅力をもっと発信しなければなりません!

 

・カツ丼といえば、ソースカツ丼

福井県でカツ丼といえば玉子でとじたものではなく、ソースカツ丼です!
ご飯の上にカツをのせて、甘めのソースで絡めた人気のある料理です。

福井県内にはソースカツ丼を提供する専門店も存在して、地元の人々に愛されています。地元の人々にとっては、懐かしい味や郷土料理のひとつとしてソースカツ丼は欠かせない存在なのです。

学校編

・小中学生の学力・運動能力が高い

福井県民はねばり強く、勤勉でまじめな県民性を持つからか、基本的生活習慣を身につけている子の割合が比較的高く、学習・運動面においてもプラス思考がみられるそう。

その結果、学力だけでなく運動面においても全国平均を大きく上回っています。 

 

 

・運動靴のことを外ズック、内履きのことを内ズックという

「ズック」は標準語かと思っていました。小学生が「ズック」とよんでいるのは可愛らしいですね!

 

・ノートがつまる=ノートがいっぱいになること が標準語だと思っている

学校や仕事で使うノートを最後まで使い切ってしまった時に使う言葉です。これは伝わらない事に驚く方言ですね!

福井県おすすめグルメ

福井県では、有名な越前がにから懐かしさのあるB級グルメまで、さまざまなグルメが楽しめます。

新鮮な越前ガニは絶品で、その味わいは一度食べたら忘れられません。
また、地元ならではのB級グルメもおすすめです。どこか懐かしい味わいが心地よく、地元の人々に愛されています。

地元の食文化に触れることで、福井の魅力をより深く感じていただきたいです!

カニ

冬の福井県は、越前がにセイコガニが楽しめる貴重な時期です。

越前がにの解禁は毎年11月6日から翌年の3月20日までで、その間は新鮮で美味しいカニが味わえます。
一方、セイコガニは資源保護のため漁期が短く、12月31日までとなっています。

・越前がに

福井県を代表するブランド、越前がには、福井県で水揚げされたオスのズワイガニのことを指します。その味と品質は全国でも随一であり、その高い評価から皇室にも献上される一品です。

越前海岸は漁場から港までが近いため、水揚げ後すぐに新鮮な状態で港に運ばれるのが美味しさの理由の1つ!

また、対馬海流と玄達瀬がぶつかるため、カニのえさとなるプランクトンが豊富で、越前がには甘くひきしまった脚の身と、コクのある蟹味噌がぎっしりと詰まって成長していきます。

特別な日の食卓や贈り物としても最適です。

 

 

・セイコガニ

福井県の海の幸といえば、越前がにが有名ですが、県民にとって親しまれているのはメスのズワイガニ、「セイコガニ」です。

セイコガニは体が小さく、脚の身よりもぎっしりと詰まった蟹味噌が魅力的です。また、「外子(そとこ)」や「内子(うちこ)」と呼ばれる卵が楽しめます。外子はぷちぷちとした食感があり、かに酢との相性も抜群です。

福井県の海鮮系の飲食店では、セイコガニの内子と外子を数杯分のせた「せいこがに丼」を提供するお店もあります。ぜひ、蟹味噌を主役に福井の海鮮を楽しんでください。

 

油揚げ

福井県は油揚げの購入額が日本一で、全国平均の2倍近くになっています。この地域では、油揚げが非常に人気であり、スーパーマーケットでは油揚げの品揃えも非常に豊富であり、広い売り場面積を確保しています。

「油揚げ」といえば、「薄揚げ」のことを想像する人が多いかもしれませんが、福井県では大判で厚みのある「厚揚げ」のことを意味します。 ものによって味は異なりますが、厚みがありずっしりと重量があるのが福井県では一般的な特徴になっています。

中はジューシーで、フワフワ食感! そして外はカリッと香ばしい!メインとしても差し支えのない重量感です。

 

ソースカツ丼

福井県でカツ丼といえば、玉子とじスタイルではなく、ソースカツ丼です。

このソースカツ丼は、薄めで油っこくなく、カリッと揚げたカツを特製のソースにくぐらせ、丼からはみ出しそうなほどに白米の上に大胆に積み上げます。
この薄めのカツが白米との相性抜群!ソースとの絶妙なコンビネーションが、食欲をそそります。

 

ボルガライス 

福井県越前市のご当地グルメとして知られる「ボルガライス」は、オムライスの上にトンカツをのせて特製のソースをかけた、ボリューム満点の逸品です。
食べたいものを全部のせたような、夢のメニューですね!

お店によってオムライスの中身がチキンライスやチャーハン、ピラフだったり、ソースの種類もデミグラスからトマトソースまでさまざまです。

ボルガライスは見た目のインパクトも大きく、食欲をそそる一皿です。福井を訪れた際には、地元の人々に愛されるボルガライスのボリューム感と美味しさをぜひ体験してみてください。

 

まとめ

「はよしね」で怖いと思われがちですが、かわいい方言もいっぱいで、イントネーションや言い回しが柔らかく優しい福井弁でした!
地域ごとに異なる福井弁の特徴や言い回しを体験することで、福井県の魅力をより深く感じることができるでしょう。福井弁の可愛らしさや優しさは、地元の人々の心の温かさや思いやりが反映されています。

また、高級素材「越前がに」から家庭の味方「油揚げ」まで、旅行の趣旨に応えてくれる幅広いグルメも魅力的です!お持ち帰りしていただいて、特別な贈り物やお土産になるグルメもありますので、福井旅行のお話に花を咲かせてください!

旅行などで福井県を訪れた際は、地元の人たちとの会話も楽しんでみてください♪

 

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