通勤や買い物、週末のお出かけなど、毎日の暮らしに欠かせないものと言えば”車”。
実は、その車を前に進ませるために必要となるのがタイヤで、タイヤもメンテナンスが大事って知っていますか?タイヤは車を安全に運行するために、必要な重要保安部品です。
今回は、安心・安全なカーライフを送るために知っておきたい!タイヤ交換の目安と選び方のコツをご紹介します。
アウトドアシーズンの夏に向けて、一度しっかりチェックしてみてくださいね。
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あなたのタイヤ大丈夫!?タイヤ交換の目安とは
こんにちは!ワタシゴト編集部のみづきです。
実は最近、ちょっとした悩みが。車のオーディオが聞こえづらくなったような……。
もしや車の故障?それとも気のせい?教えて、カルバンさ~ん!!
というわけで、今回お邪魔したのは、タイヤとホイールのプロがいるお店「カルバン高岡店」。
意外と知らないタイヤの寿命や買い替えの必要性、さらに失敗しない買い方について、笑顔が爽やかイケメン店長の仙福さんに気になるアレコレを教えてもらいました!
なるほど、オーディオの音が聞こえづらくなったのですね。
ちなみに、今お使いのタイヤはいつ交換されましたか?
うぐぐ……。そういえば、いつタイヤを買い替えたのか覚えていません。
タイヤって、そもそも買い替えなきゃいけないんですか?
もちろんです!タイヤは一見、ずっと使えそうな感じですが、寿命があります。
みづきさんのように、オーディオの音が聞こえづらくなったと感じた場合、タイヤの溝が少なくなっている可能性があるので注意です。
一般的にこんな現象があれば、タイヤの状態チェックをオススメします。
《こんな現象があるとヤバい!タイヤ交換のサイン》
・車のオーディオが聞こえづらくなった(いつもよりボリュームを上げてしまう)
・ハンドルがとられるような感じがする(まっすぐ走らないなど)
・ブレーキを踏んだ時に(タイヤが止まるとき)、タイヤが滑る、ずるずるいくような感覚がある
・その他、いつもの運転時に何か違和感がある(例えば、雨の日の交差点を曲がるとき、以前より大回りになったなど)
溝が少なくなった古いタイヤを使い続けていると、事故やトラブルの原因につながる可能性もあるので要注意ですよ。
タイヤは素材のほとんどが天然ゴムでできているため、日々劣化していきます。
古くなった輪ゴムがボロボロになるのと一緒ですね。
《寿命切れ間近のタイヤを使い続けるとこうなる!?》
● ハイドロプレーニング現象が起こる
濡れた路面を走行した際、タイヤと路面の間に水の膜ができることによってタイヤが浮いた状態になり、ハンドルやブレーキがコントロールできなくなる現象。
特にタイヤのミゾが少なくなっていたり、ゲリラ豪雨が多い夏場は、注意が必要です。
● バースト(破裂)やパンクなどの原因になる
暑くなる夏の時期は、車を使用することによりタイヤの空気圧が規定値より上昇し、タイヤの空気がパンパンに膨張します。
その際、ひび割れしている古いタイヤを使用し続けると、金属片や石を踏んだはずみで、タイヤが突然破裂したり、パンクしたりする危険も。
タイヤ交換の一般的な目安は、約3年~4年と言われています。
新車で購入された場合は、2回目の車検(購入から5年目)にタイヤの買い替えを検討されることをオススメします。
《タイヤ交換の目安》
※次のうちいずれかを参考にしてください
①使用年数(約3~4年)を目安にする
②走行距離数を目安にする
③普段と違った感覚があったとき
上記①②に共通してポイントとなるのが、タイヤの「スリップサイン」。
通常、新品タイヤの溝深さは、約8mmあります。その溝の下から1.6mmの深さのところに、盛り上がった箇所がいくつかあり、それをスリップサインと呼びます。(*写真1参照)
スリップサインは、道路運送車両法によって定められた目印で、タイヤの使用限度を表しています。
一般的に、約5,000kmの走行で、タイヤの溝は約1mm減少するそう。
新品8mmからスリップサイン1.6mmを引くと、使用できる溝は約6.4mm。
すなわち、約32,000kmの走行でタイヤは寿命になるということが分かりますね。
新品タイヤの溝8mm – スリップサイン1.6mm = 6.4mm
5,000km × 6.4mm = 32,000km
年間10,000km想定であれば、約3年。
5,000km走行する場合は約6年の計算になりますが、先述した通り使用年数による劣化もタイヤ交換目安のポイントです。
ただ一方で、車体とタイヤの年数が異なるケースも多いので、交換のタイミングを把握しづらい問題点も。
また走行距離においても、どれだけ走ったのかをしっかり把握するのは難しいですよね。
以前までは、カーディーラーやガソリンスタンドを訪れた際に「そろそろ危険ですよ」と言われて「そうなん?」と焦る……なんて光景も多かったみたいですが、最近ではセルフスタンドが主流になり、声をかけてもらう機会も少なく、タイヤの寿命に気付けない人が増えているそう。
なるほど~。
確かに、使用年数や走行距離を目安にするのは大切だけど、うっかり忘れちゃいそう。
あれこれ悩まずプロに聞いちゃうのが一番!ってことですね。
ところで、私のタイヤ……大丈夫かしら?
では一緒に確認してみましょう!
カルバンでは「タイヤの状態を見てほしい」や「タイヤのこと全然分かりません」などのご相談も大歓迎です。
もちろん点検や相談は無料ですし、無理にタイヤを交換する必要も当然ありません。
「カルバン」では、主要タイヤメーカー認定(ブリヂストン・ヨコハマ・ダンロップ・ミシュラン)のアドバイザー資格をスタッフ全員が取得しています。
まさにタイヤのプロ集団!
困ったことや気になることがあれば、しっかりプロ目線で答えてくれるのが嬉しいですね。
というわけで早速、みづきの愛車のタイヤを一緒にチェックしてもらいました。
まず、タイヤには製造年と製造週が記載されているのをご存じですか?
タイヤ交換の目安にもなるので、ぜひ一度チェックしてみることをオススメします。
タイヤ製造年と製造週の見方
タイヤの側面に記載されている凹んだ数字4桁をチェック!
数字の前2桁が週、後2桁が西暦を表しています。
みづきのタイヤの場合、数字が”2618”なので、2018年26週(大体6月後半)製造されたタイヤだと分かります。
つまり、現在2021年なのでちょうど3年が経過したことが分かりますね。
次に溝の深さをチェックしてみましょう。
タイヤ側面に三角マーク(△印)がありますので、その延長線上でスリップサインを確認してみてください。
仕事でいつも長距離を走るので、もっと溝が擦り減っているかと思いましたが、まだ深さに余裕はありそう!?
ちょっと安心しました(笑)
普段から高速道路で長距離を走っている人のほうがタイヤの消耗が激しいと思われがちですが、
実は交差点などハンドルを回す場面の多い街なかのほうがタイヤを多く消耗しているのです。
意外と知らない人が多いマメ知識です。
なるほど!
細い道が多い田舎や、信号が多い街なかを走る人こそ、
タイヤ交換などのメンテナンスはもちろん、タイヤの選び方も重要ですね。
失敗しないタイヤの選び方って?
いざタイヤ交換をしようと思っても、「一体どのタイヤを選べばいいの?」と悩む方も多いはず。
それもそのはず、一口にタイヤと言ってもメーカーや性能など、種類はさまざま。
ここからは、タイヤを買い替えるときの選び方について教えてもらいました。
タイヤってサイズが合えばどれも一緒じゃないの?
私の車にぴったりのタイヤを教えて下さい~!
お任せください!
タイヤ選びの基本は、まず車種とライフスタイルに合ったタイヤを選ぶことです。
タイヤサイズが同じでも、車の特長に合ったタイヤを選ばなければ、
タイヤの溝がすぐに減ったり、走行音がうるさかったりなどトラブルの原因にもつながるのです。
なるほど。普通車や軽自動車以外に、ミニバンやSUV専用のタイヤもあるのですね。
私の車はジュークなのですが、やっぱりSUVタイプのタイヤでしょうか?
みづきさんの車は、コンパクトなSUVタイプなので、ミニバンのタイヤもおすすめです。
重心が高いタイプの車は、風の抵抗を受けても安定感のあるミニバン専用タイヤのほうが、揺れにくく運転しやすいメリットがあります。
SUVやミニバンなど重心が高い車は、低重心の車にくらべて風の抵抗を受けやすく揺れやすい特徴があります。
車体が揺れることで、タイヤの内側・外側は減りやすくなってしまいます。
ミニバンのふらつきを抑制する専用設計のタイヤは、片減りしにくいのがメリット。
長持ちさせたい方におすすめです。
もちろん、サイズが合えばSUVタイヤもOK!
SUVタイヤの中にもさまざまな種類のタイヤがあるので、何を優先させたいのかを明確にしておくことが大切です。
減りにくく長持ちするタイヤがいいのか、お財布にエコなタイヤがいいのか、
メーカーに拘りたいのかなど、車種に合ったタイヤの中からさらにカスタマイズして選ぶことができます。
車の特徴や希望、車の使用状況をうまくマッチさせてくれるから、自分の車にピッタリ合うタイヤを選べますね!
プロに聞くだけで、タイヤ選びが楽しくなりそう♪
タイヤが変われば、車内の静かさやハンドリングの滑らかさなども大きく変わります。
単に高いか安いかで判断するのではなく、お客様一人ひとりのライフスタイルに合わせたタイヤ選びをお手伝いしています。
タイヤのことを知り尽くした「カルバン」さんだからこそ、安心してタイヤ選びを相談できそうですね。
うまくいけば、値段交渉もできちゃうかも……♪
お洒落すぎると話題!?カルバン高岡店に行ってみよう!
2021年春に大幅リニューアルをした「カルバン高岡店」。
温かみのある木目調の店内には、遊び心のあるインテリア雑貨があちらこちらに散りばめられており、お洒落な空間の中に長時間滞在しても落ち着ける居心地の良さを演出しています。
店内の一角には、なんとトミカ&マスキングテープの販売コーナーが。
子供はもちろんお父さんもテンションが上がる、かっこいい車のトミカが充実しています。
さらに、カルバン限定のデザインがあるマスキングテープは、富山バージョンと石川バージョンがあるそう。
これはゲットしたい……♪
陽の光が注ぎ込む、明るくナチュラルなレジやカウンターも素敵!
パーテーションなどのコロナ対策もバッチリなので、安心して相談できそうです。
中でも注目したいのが、「待合いスペース」です。
ブルーとホワイトを基調とした空間は、まるで海外にあるカフェのよう!
テーブル席や一人用のカウンター席があるので、点検やタイヤ交換の待ち時間もゆっくり過ごせそうです。キ
ッズスペースもあるので、子供連れでも立ち寄りやすいのが嬉しいですね。
ちなみに、店内に自動販売機もあります♪
さらになんと!!
「カルバン」では、タイヤ購入日から1年以内にもしパンクをしたら、無料で1本【新品】と交換してくれる「あんしんパンク保障」キャンペーンを実施中。
タイヤを購入した日から1年以内であれば有効なので、とても安心してカーライフを楽しめそうですね。
(例:2021年6月18日ご購入の場合、2022年6月17日まで有効)
*詳しいキャンペーン内容は、「カルバン」各店舗でご確認ください。
カルバン高岡店
《住所》富山県高岡市上北島214-1
《TEL》0766-27-7360
《営業時間》10:00~19:00
《定休日》水曜日
《公式サイト》カルバン高岡店
「カルバン」は、富山県に3店舗、石川県に5店舗、新潟県に1店舗と、
北陸では余すことなく店舗を配置しているので、
ぜひお近くの「カルバン」で気軽に相談してみてくださいね。
どの店舗にもしっかりアドバイスしてくれるプロが揃っているので、
価格では表すことができないお客様に寄り添った接客こそ、「カルバン」さんが支持され続ける秘密ですね!
仙福店長、ありがとうございました!
まとめ
お出かけする機会も増えるこれからの季節、しっかり安心と満足できるタイヤを選んで使用したいですね。
「私のタイヤ、大丈夫かな?」と不安になったあなた、ぜひ一度「カルバン」さんに相談してみてはいかが?
知識と経験豊富な「カルバン」さんが、きっとあなたのカーライフの頼れるパートナーになってくれるはず!
仕事帰りや買い物途中など、気軽に立ち寄ってみてくださいね。