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【第4話】「仕事、どうしよう…」Uターン転職のリアルと、北陸で見つける新しい働き方。

移住の一番の壁、それは「仕事」?

 

「北陸での暮らし、いいな」と思っても、すぐに現実的な問題として立ちはだかるのが「仕事」のことではないでしょうか。

「今のキャリアを捨てるのは、もったいないかも…」
「そもそも、希望する仕事なんてあるのかな?」
「お給料が下がってしまうのが、やっぱり一番心配…」

Uターン移住を考えたことがある人なら、誰もが一度は抱える正直な不安だと思います。
東京でのキャリアをリセットすることへの躊躇や、収入面での心配は、当然のことです。

でも、少し視点を変えてみると、北陸での仕事探しは、これからの「生き方」そのものを見つめ直す、またとない機会になるかもしれません。

【リアルなところ①】北陸での仕事、どうやって探す?

 

まずは、具体的な仕事の探し方から見ていきましょう。
今は、Uターン・Iターン希望者のための心強いサービスがたくさんあります。

 

Uターンに強い転職エージェントに相談する:

地域専門のコンサルタントは、ネットには載っていない地元の優良企業の求人情報や、企業の雰囲気といったリアルな情報を持っています。あなたのキャリアや希望を丁寧にヒアリングし、最適なマッチングをサポートしてくれます。

「北陸」「Uターン」に特化したエージェントもあるので、まずは気軽に登録して、キャリアの可能性を探ってみるのがおすすめです。

 

県の移住相談窓口を頼る:

東京の有楽町などにある各県の移住相談窓口(「移住・交流情報ガーデン」など)では、暮らしの相談だけでなく、仕事の相談もできます。

地元の就職事情に詳しい専門の相談員が、ハローワークと連携しながら、あなたに合った仕事探しを手伝ってくれます。


【リアルなところ②】給与と業界のホントの話

 

皆さんが最も気にされているであろう、お金の話。
正直にお伝えすると、東京と同じ職種でも、給与の「額面」は下がってしまうケースが多いのが実情です。

でも、ここで思い出してほしいのが、前回お伝えした「家賃の安さ」です。

例えば、月の手取りが5万円下がったとしても、家賃が7万円安くなれば、どうでしょうか?
なんと、自由に使えるお金は月に2万円も増える計算になります。

生活コスト全体で考えることで、手元に残るお金「可処分所得」は、東京時代と変わらない、むしろ増える可能性も十分にあるのです。

また、北陸は日本を代表する「ものづくり県」の集まり。
世界に誇る技術を持つ優良メーカーが多く、安定した働き方を求める方には魅力的な環境です。

近年ではIT関連企業の進出や、観光、福祉、農業といった分野でも、新しい人材が求められています。

【新しい選択肢】「転職」だけがゴールじゃない

Uターンは、働き方をリセットし、再設計するチャンスでもあります。

リモートワークで、東京の仕事を続ける

 

今の会社の仕事を、自然豊かな北陸の自宅で続ける「リモートワーカー」という選択肢も、今や珍しくありません。
通勤時間から解放され、心にゆとりを持って仕事に取り組める環境は、生産性の向上にも繋がるかもしれません。

自治体によっては、移住者向けのコワーキングスペースの利用補助などもあります。


「好き」を仕事に。起業・複業という生き方

 

移住を機に、思い切って自分のお店を開いたり、地域の課題を解決するビジネスを始めたりする人も増えています。

北陸の各自治体には、手厚い起業支援金相談窓口が用意されています。
まずは会社員として働きながら、週末に自分の好きなことで収入を得る「複業(副業)」から小さく始めてみるのも、新しい一歩です。

働き方が変われば、生き方が変わる

 

北陸での仕事探しは、単に「働く場所」を変えるだけではありません

満員電車での通勤時間を、家族と過ごす朝の時間に変える。
会社の評価だけでなく、地域の人からの「ありがとう」をやりがいに変える。
「どこで働くか」から、「どう生きたいか」へ。

そんなふうに、人生の価値観を見つめ直す旅でもあります。

あなたの経験やスキルは、場所が変わっても決して色あせることはありません。むしろ、新しい環境でこそ、輝きを増す可能性があるのです。

次回予告

次回は、移住全体にかかわる大切なお金の話、第5話「意外とかかる?それともお得?Uターン移住のお金のはなし。」をお届けします。

初期費用から支援制度まで、詳しく解説します!

9月16日公開予定です。どうぞお楽しみ!