8月頃から出荷が始まり、一番美味しい旬の時期を迎える、石川県の伝統野菜「加賀野菜」の中でも特に人気が高い加賀れんこん。
「そもそも普通のれんこんと何が違うの?」という疑問と、モチモチ触感が楽しめるすりおろし簡単アレンジレシピをご紹介します!
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加賀れんこんの特徴とは?
加賀れんこんは、でんぷん質が多く粘り気があります。
一般的なれんこんよりも小ぶりですが、ずっしりと太く重いのが特徴。肉厚で穴も小さいものが多いです。
粘りが強いので、すりおろしてモチモチ食感と深い風味を楽しむ料理がオススメ。
その代表例として、加賀れんこんの「はす蒸し」や「すり流し汁」は金沢の伝統料理として親しまれています。
加賀れんこんは、泥がついている状態で販売されています。
保存するときは、泥がついたまま新聞紙などで包み涼しい場所に置いておくと長持ちします。
産地 | 金沢市・河北潟干拓地など |
出荷時期 | 8月下旬~5月中旬 |
モチモチ♪「加賀れんこん」すりおろし簡単レシピ
粘り気のある加賀れんこんの特徴を活かすなら、すりおろして調理が断然オススメ!
モチモチの食感と深い味わいを存分に楽しめる簡単レシピをご紹介します。
お家で簡単!加賀レンコンのはす蒸し |簡単にできる料亭の味
石川県の郷土料理として有名な「はす蒸し」。
料亭の味というイメージもあり、ちょっと難しそうに感じますが、家にある食材を使って簡単に作ることができます。加賀れんこんのモチモチ食感を存分に味わえる1品ですね。
《調理のポイント》
すりおろした加賀れんこんは水分がでるので、具を丸めるときに軽く水気を切りましょう。
わさびを添えると更に美味しい!
「お家で簡単!加賀レンコンのはす蒸し」の詳しいレシピはこちら
野菜たっぷり加賀れんこん団子のスープ |野菜嫌いにもおすすめ
すりおろした加賀れんこんとひき肉を合わせ、団子のスープに。野菜も一緒にたくさん摂れるので栄養満点!
野菜嫌いの子どもにもオススメです。味付け次第で、和風・洋風どちらでも楽しめます。
《調理のポイント》
団子を作るときは、加賀れんこんの水分をしっかり切りましょう。
「野菜たっぷり加賀れんこん団子のスープ」の詳しいレシピはこちら
加賀れんこんの磯辺揚げ |お酒のお供にもぴったり
すりおろした加賀れんこんは、揚げ物にしても美味しく味わうことができます。
モチモチ香ばしい食感は、お酒のおつまみにもピッタリ!簡単に作れて、やみつきになる1品ですよ。
柚子もしくはレモンを添えると更にGOOD。
《調理のポイント》
下ごしらえとして、皮をむいた加賀れんこんは酢水に浸けておきましょう。
加賀れんこんのぼっかけお好み焼き|アレンジ自在でモチモチ食感
加賀れんこんを使った、ふわふわとろとろのヘルシーなお好み焼き。モチモチ食感がクセになりますよ。
牛すじ肉と合わせれば、食べ応えも抜群!お好みで具材をアレンジするのもオススメです。
《調理のポイント》
牛すじは缶詰でOK!混ぜるときは汁ごと入れましょう。
加賀れんこんのすり流し汁 |体の芯からあったまる
加賀れんこんを使った人気の郷土料理「すり流し汁」。
他県の方には、馴染みがないかもしれませんが、とろみがあって体を芯からあっためてくれる1品です。
材料は、加賀れんこんとだし汁、味噌だけでOKなのでとても簡単!
加賀れんこんの美味しさをたっぷり味わうことができますよ。
《調理のポイント》
だし汁とすりおろした加賀れんこんを合わせるとき、軽く絞りながら加えると団子汁にもアレンジできます。
まとめ
シャキシャキ食感のれんこんも美味しいけれど、モチモチ食感の加賀野菜「加賀れんこん」はもっと美味しい!
アレンジも自由自在なので、ぜひいろんな加賀れんこんレシピに挑戦してみてくださいね。