最近、「家庭菜園」を始める人が増えているのをご存じですか?
野菜の多くは春に植え付けをすることから、今の季節は家庭菜園を始める絶好の季節。
さらに外出自粛の影響で、おうちで植物と触れ合える、自給自足ができるという点で人気が高まっています。
ただ、「家庭菜園できる庭がない」という人も多いはず。
そこで今回は、玄関先やベランダでも楽しめる「プランター家庭菜園」の始め方と、初心者にオススメの野菜5選をご紹介します。
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プランターの選び方
野菜を育てるときは、プラスチック製のプランターがオススメです。
プラスチックのプランターは、軽くて丈夫で、土が乾きにくい特徴があるので、初心者さんにもとっても使いやすい!ペットや子どもがぶつかって倒れても壊れにくいので安心ですよ。
また最近は100円均一にも売っており、価格が安いのもメリット。デザインや質感など種類豊富にあるので、いくつかサイズ違いを揃えておくのもいいかもしれませんね。
ちなみに、テラコッタや木製のプランターは、草花や樹木の栽培に適しています。
土の選び方
プランターの中に入れる土は、培養土が断然オススメ!赤
玉土や腐葉土、ピートモスなどをベースに、植物の成長を助ける肥料があらかじめ配合されているんです。
一番使いやすい土なので、絶対覚えておいてくださいね!
初心者でも簡単!オススメの野菜5選
いざプランター家庭菜園を始めてみたけれど、うまく育たなかった…なんて失敗はしたくないですよね。
そんな初心者にオススメ!今の季節に植え付けて夏に収穫できる野菜を5つご紹介します。
ミニトマト
夏野菜の代表格と言えば、ミニトマト。初心者にも育てやすく、一度にたくさん収穫することができるのが特徴です。
収穫したミニトマトは、そのままサラダに入れて美味しく食べることができるのも人気の理由の一つです。
プランターは、深さ30cm以上の大きなものを使うのがオススメですよ。
《植え付け時期》3~6月
《収穫時期》4~8月
ゴーヤ
育つとグリーンのカーテンの役割も果たしてくれるゴーヤ。
日差しを遮ってくれることから、庭先やベランダでゴーヤを育てる家庭も最近では多くなりましたよね。
ゴーヤは栄養価が高く、炒め物やサラダなどいろんな料理で活躍してくれます。
いろんな方向にツルを伸ばすので、プランターは深さ30cm以上で横長の大きなサイズのものを使うのがオススメですよ。
《植え付け時期》5~6月初旬
《収穫時期》7月中旬~10月初旬
ラディッシュ
大根の仲間で、成長が早いことから別名「二十日大根」とも呼ばれるラディッシュ。
赤くて丸い可愛い見た目で、ビタミンCも豊富なので、女性にとても人気がある野菜です。
春と秋の2シーズンで栽培ができるので、1年通して家庭菜園を楽しめるのも特徴ですよ。
《植え付け時期》3~5月、9~10月
《収穫時期》4月~6月、10月~12月
小松菜
小松菜は、とても育てやすく栽培期間が短いので、初心者でも失敗せずに収穫まで楽しむことができます。
1年を通して栽培することができて、半日陰の場所でも育つのが特徴。
ただ、春から秋に栽培する場合は害虫が多いので、防虫ネットを覆うなど対策を忘れずに!
プランターの深さは25cm以上がオススメです。
《植え付け時期》3~10月
《収穫時期》4月後半~2月
ナス
夏の定番野菜の一つで、水分ミネラルが多く夏バテ予防にも効果的なナス。
大きな畑で育てるイメージも強いですが、プランターでも美味しくみずみずしいナスは育ちます。
日当たりの良い場所かつ、ナスは成長すると葉が茂ってくるので、風通しのよい場所で育ててあげるのがベスト!
プランターの深さは30cm以上のものがオススメですよ。
《植え付け時期》4月後半~5月中旬
《収穫時期》6月~10月
家庭菜園で用意するもの
プランター家庭菜園を始めるときに、用意するものをご紹介します。
・プランター
・土(培養土がオススメ)
・支柱
・ジョウロ
・園芸はさみ
・鉢底ネット
・鉢底石
家庭菜園のメリット
毎日コツコツとお世話をすることで成長していく様子を見ることができる家庭菜園は、育てる楽しみはもちろん、生命の大切さや自然の不思議を知るきっかけにもなります。
また、収穫した野菜を調理して食べることで、子どもの食育にも効果的!
大人にとっても、植物と触れ合う家庭菜園は、癒し効果が高いとも言われています。
まとめ
いかがでしたか?
マンションのベランダや玄関先でも、美味しくて立派な野菜を育てることができるんです。
家庭菜園を始めると、我が子の成長を見るように、野菜の成長を毎日見るのがきっと楽しみになってくるはず!
おうちで過ごす時間が長くなっている今だからこそ、新しい趣味として始めてみてはいかがですか?
ぜひおうち時間の過ごし方のヒントにしてくださいね。