「ここが整理されていたらもっと気持ちのいい日々を送ることが出来るのに…」と思ったことはありませんか?
物は増えていくけど、収納場所は限られている…
そんな状態でも“ちょっとしたアイデア”で、簡単に整理整頓することが出来ます!
そんな簡単にマネすることの出来る収納術をシチュエーション別にご紹介します!
読みたい場所にジャンプ
収納術を実践する前に知っておきたい!収納のイロハ!
収納術を実践する前に、基本的な考え方やNG収納などについて説明します。
収納の基本的な考えかた
実際に「片付ける」前に知っておいてほしいのは、きれいなお部屋づくりのためには次のような心構えが必要です。
まずは、不必要な物を処分し、必要な物だけ残す「整理」という段階。そして、必要な物を決めた場所に戻していく「整頓」という段階です。
以上の2つの段階を踏むことが大切です。
基本的に、1年以上使用していないものは処分をおすすめします。
物を捨てられない気持ちもわかりますが、整理された部屋で、新しい生活を手に入れるためにきっぱり処分してしまいましょう。
また、収納家具はスペースにぴったりのものを選び、他の家具や部屋の雰囲気に合った色に統一します。
隙間ができたり、バラバラの色の収納家具だとごちゃごちゃしてしまい、清潔感が損なわれてしまいます。
そして最も大切なことは「置き場所」と「戻す場所」を決めることです。
散らかってしまう原因の多くは一時的に置いた(使った)物を、戻すべき場所に戻さないことやそもそも戻す場所がないといった場合がほとんどです。
この事を理解した上で収納上手になりましょう。
やってはいけないNG収納
次に、よくあるNG収納をご紹介します。
例えば、「入れる物をを考えずに収納グッズを購入する」ことです。
片付けるためのグッズを先に購入してしまい、いざ収納しようと思ったら入らないなんてこともよくあります。
似たような事例で「形状の異なる物を細かい仕切りで間仕切る」や「見た目重視の収納アイテムを使う」というものもあります。
ですが、しっかりと収納するもののサイズを測ったり、収納グッズを置く場所に収まるかなど事前に計画したりしなければ、逆に収納グッズがスペースを圧迫してただのゴミになってしまうかもしれません。
衣類などは高い頻度で着用する衣類とほとんど着ないものに分かれます。
取り出す頻度ごとに分けたり、よく使うものは余裕を持ったスペースに収納することで他の衣類を引っ張り出して再度片付けるような二度手間を防止できます。
整理整頓は継続すること重要で、あまりにも収納するまでの手間がかかってしまうものはおすすめできません。
毎日、何度も収納作業をやる前提では、失敗を繰り返します。
手数は少なく、負担の少ない整頓方法にすれば、綺麗なお部屋が維持できます。
狭くてもOK!シチュエーション別収納術大公開!
実際の収納術についてお部屋やスペースが狭くても使える方法を場所ごとに取り上げます。
リビング編
リビングで活用できる収納術①
狭小スペースでもしっかり収納したい方におすすめなのは、リビングにあるデッドスペースを活用する事です。
デットスペースとは部屋の形状や家具の配置などで使いにくいスペースのことをそう呼びます。
空間をうまく活用することで、収納スペースを格段に広げることができるのです。
具体的には、階段下のスペースや部屋の角、家具と家具の隙間などリビング一つとっても普段使えないスペースがたくさんあります。
最近では各種収納グッズが販売されていますので、さまざまなスペースにぴったりのグッズを探してみましょう。
リビングで活用できる収納術②
収納をする上で気をつけたいことは、収納しているものが一目でわかるようにすることです。
せっかく綺麗に収納しても中に入っているものがわからなければ複数の収納容器を引っ張り出して確認する必要があります。
そんな時は収納グッズに何が入っているかをラベルやシールなどを貼り、外から見ても中に何が入っているのか一目瞭然にしておけば一つ一つ探す必要がなく、楽に取り出しができるようになります。
また、書籍などはブックラックに丁寧にならべ整理しますが、ラックにはオープン棚と引き戸付きがあり、オープン棚タイプはどこに何があるかが一目瞭然です。
本に囲まれて生活したい方におすすめですが、本の日焼けや埃などの汚れが気になる方は引き戸タイプの書庫をおすすめします。
リビングで活用できる収納術③
実は、あまり気にしていないゴミ箱についても、ちょっとひと工夫することでお部屋の整頓につながるテクニックがあることをご存知でしょうか。
まずは、自治体によって違いのある分別方法を確認し、回収日までの間にどれくらいの量のゴミが出るのかを把握しその量に合わせたゴミ箱を選ぶことでゴミ箱が大きすぎることで邪魔になってしまったりゴミが入り切らずに困ってしまわないようジャストなサイズを選びましょう。
また、いまはさまざまなデザインのゴミ箱が販売されています。
部屋の雰囲気やなどを壊さないゴミ箱を選ぶだけで室内に統一感が出て、清潔感を演出できます。
キッチン編
キッチンで活用できる収納術①
多くの方がリビングダイニングの収納が足りないと感じているようです。
ダイニングの収納が足りない場合、どうしても手の届くキッチンカウンターの上に物を置いてしまい、散らかって見えてしまいます。
そこでカウンター裏に収納棚を設置し生活導線は確保しつつ、収納力を飛躍的に向上させる方法があります。
この収納はダイニング側になりますので、カトラリーや取り皿、ランチョンマットなどを収納しておけば導線の効率もよくなり、勉強や仕事などで使う場合は書類や文房具なども収納できます。
キッチンで活用できる収納術②
キッチンの収納といえば食器棚です。
日常的に高頻度で活躍する食器から来客時や料理によって使用する食器までさまざまですが、食器棚へ上手に収納するには使用頻度によって収納場所を変えましょう。
使用頻度の高いものは中央の取り出しやすい高さの棚に収納し、あまり使わない軽いお皿やグラスなどは上段、あまり使わない大皿や重たい食器は下段にしまうことで整頓しやすくなります。
また、食器棚を購入する前のチェックとしては、何人家族でどれくらいの数の食器を収納するのかでサイズを決めて、開戸や引き戸などの仕様は導線の邪魔にならないかなど基準で判断する必要があります。
キッチンで活用できる収納術③
冷蔵庫の中の整理整頓にもふれたいと思います。
冷蔵庫にたくさんの食材を詰め込んで気づいたら賞味期限が切れてしまっていることもよくあります。
そんな勿体無いことにならないように食品ストックの仕方についてご紹介します。
まずは何が入っているかを確認します。
賞味期限が近いものは固めて置いて優先的に消費するように心がけ、一週間に一度リセット日を設けて食品ストックでやりくりして冷蔵庫をからにするように心がけると食品ロスを削減することができます。
デスク回り編
デスク回りを整理整頓出来る収納術①
仕事や勉強などで使用しているデスクの周辺も散らかりやすい場所です。
まずはデスク下のデッドスペースをうまく活用するために引き出しなどの収納グッズを活用すれば書類のファイルなどを効率よく収納できます。
また、引き出しが金属製であればマグネットポケットも活用できます。
引き出しの中にはすぐに使わない書類を入れ、頻繁に使用する書類はポケットに入れておくだけで、作業効率も見た目のスッキリ感もアップします。
デスク回りを整理整頓出来る収納術②
もっとたくさんの物を収納したい場合にはデスクの下や横を活用するサイドデスクやワゴン。デスクの上などを活用するウォールシェルフがおすすめです。
サイドデスクはデッドスペースになりがちなデスク下やデスクの脇に設置し、いくつかの引き出しが備わっているため書類や文房具の収納として力を発揮します。
同様にワゴンは収納としての活用ができることに加え移動させることが容易にできます。
作業の内容や必要性に合わせ設置することができるので作業の邪魔になることはありません。
また、デスクの上に棚が欲しい方はウォールシェルフがおすすめです。
壁にレールを取り付けるだけで稼働棚を設置することができます。
用途に応じて複数の棚を取り付ければ収納スペースを広げることができます。
デスク回りを整理整頓出来る収納術③
周囲が整っていてもデスク上の書類や文房具などが整理されていなければ散らかって見えてしまいます。
デスク上の整理のコツは区分けや仕切りをすることです。
デスクより上のエリアを区切って決められた場所に配置することで見違えるほど綺麗になります。
利用できるグッズとしてトレーやボックス、レターラックなど、定位置を決めることができるアイテムが豊富に販売されています。
クローゼット編
クローゼットの整理に活用できる収納術①
クローゼットは大容量の収納ですが、しっかりと活用するためにはポイントを抑える必要があります。
高さのある収納スペースですので縦に3段程度に区切って収納すると無駄に隙間を空けることなく収納できます。
具体的には上段にはオフシーズンの軽い物を、中段にはよく使用する衣類などを収納し、下段には衣装ケースなどを使い下着や重い物を中心に収納します。
このような整理をすればスペースを有効活用することができます。
クローゼットの整理に活用できる収納術②
ハンガーを使用する収納方法にも工夫できるポイントがあります。
まずハンガーの選び方ですが、衣類が滑り落ちてしまわないように滑り止めがついたハンガーを選びましょう。
また、ハンガーの種類は出来るだけ統一のものを使うことで、高さや厚みなどがそろい綺麗に収納ができます。
ハンガー収納では、衣類の丈で収納スペースを分けます。
子どもの衣類、大人の衣類、ロング丈のコートなどは区分けをすることで整理しやすくなります。
クローゼットの整理に活用できる収納術③
薄い衣類の収納では、ちょっとした工夫で収納力や取り出しやすさが格段に向上します。
ここではメディアなどでも取り上げられている、実践的な「立てる収納方法」を以下にご紹介します。
具体的には衣類を畳む際に同じ大きさに畳み、衣類が立った状態で収納することでしっかり密度の高い収納ができます。
さらに全ての衣類の側面が上から見える為に取り出しやすくなります。
知っておけば簡単に整理できる!“整理整頓したいもの”別収納術大公開!
整理整頓して、散らかさない工夫として取り入れられる収納術について紹介します。
書類の整理に活用できる収納術①
書類を整理する上で最も重要なことは、必要のない書類はすぐにシュレッダーなどを使い処分するということです。
1日に5分程度の時間を書類のチェックに当てればこれまで悩まされてきた書類整理による負担は大幅に減少します。
また、必要だと判断した書類はカテゴリー別に分類してファイルボックスやケースに仕分けしておけば次に使用する際も容易に取り出すことができます。
書類の整理に活用できる収納術②
必要書類を整理する前に行うべきなのは、カテゴリー別に分けた書類の定位置を決めておくことです。
デスク上であればブックスタンドやボックスなどを準備し、必ず定位置に戻すということを徹底しましょう。
また、スタンドやボックスを使用する際には、同じ仕様やカラーのものを選ぶことで綺麗な印象を作ることができますので探してみてください。
本の整理に活用できる収納術①
本の収納のコツは目的別や種類別での配置を行うことです。
一番イメージがわくのは街の本屋さんです。
書店では漫画や実用本、料理本など、そのエリアに行けば望みの本をを手に取ることができます。
同じように自宅においても本棚の段ごとにカテゴリーを分けて収納すれば探しやすくなります。
また、読まなくなった本を入れ替えることで循環が起きいつも新しい気持ちで読書することができます。
本の整理に活用できる収納術②
本の収納棚を選ぶ際に気をつけるべきポイントは棚板が可動式であるかどうかです。
書籍はサイズが統一されていないものが多く、本のサイズにあわせて調整ができる棚を選ぶことでフィットした収納が可能になります。
また、少しおしゃれに本を並べたい場合はディスプレイラックをお勧めします。
カフェや待合室のように好きな雑誌やパンフレットなどをいつでも見ることができ、本に囲まれた生活ができます。
買うだけで世界が変わる?おすすめ収納アイテム大公開!
ここでは、1つのショップで、収納に必要なアイテムをまとめてそろえられるように、ショップごとのおすすめ収納商品を紹介します。
ニトリで買えるおすすめ収納アイテム
さっそく、ニトリでそろうアイテムを6つ挙げます。
メガネ・リモコンスタンド(ナチュラルウッド BR) ¥1,990(税込)
木製のリモコンスタンドでカラーはナチュラルとブラウンの2種類があり、さまざまなリビングにマッチします。
リビングテーブルに煩雑に置かれていたリモコンの新しい定位置としておすすめの商品です。
メガネやペンなども立てることができるので、一石二鳥の収納になっています。
テレビボード(ポルテ 150TV WH) ¥79,000(税込)
ニトリのテレビボードは収納が豊富です。
テレビの上のデットスペースをうまく活用し収納スペースを大幅に拡張できます。
テレビスペース上部にはディスプレイ棚も設置されていて収納+おしゃれを演出することができます。
幅の調節ができる!窓・カウンター下ラックS 奥行スリム19cm WH ¥29,800(税込)
導線や奥行きの問題で活用できていなかったキッチンカウンター下のデッドスペース問題を解決できるアイテムです。
幅も調整ができさまざまなキッチンに対応することができます。
ちょっとしたカトラリーや小物のディスプレイとしておすすめです。
組み合わせて使える収納ケース スリム(Mサイズ WH) ¥1,390(税込)
クローゼットの中で使える収納グッズです。
サイズが複数準備されていて、自分の持っている衣類などに合わせ自由な組み合わせが可能になっています。
これまでの「靴下を入れるには大きすぎる」や「シャツを入れるには小さすぎる」という悩みが解消できます。
吊戸棚ストッカー Nブラン S(クリア) ¥579(税込)
食品ストックを効率的に収納する時におすすめな商品です。
容器も半透明になっていて中身が一目瞭然です。
また、取手が上下二つに分かれていて高いところに収納しても安心して取り出せます。
サイズも2種類あり、入れたいものの大きさに合わせて選べます。
A4ファイルケース Nオール ワイド(ホワイト) ¥549(税込)
デスク周りの整理に役立つファイルケース。大きめのケースになっていてA4サイズのファイルが14.5センチ分も収納できます。
ファイルがバラバラにならないようにケースに入れておけばデスクの上がきれいに整理できます。
無印良品で買えるおすすめ収納アイテム
次に、無印良品でそろうアイテムを紹介します。
パルプボード・引出式・4段 ¥2,100(税込)
パルプで作られた丈夫な引き出し式収納です。
一つのスペースを4つに区切っているので小物などを収納するアイテムとしておすすめです。
カラーもナチュラルで部屋に自然と溶け込みます。
※現在は販売しておりません。
やわらかポリエチレンケース・ハーフ・中 ¥590(税込)
名前の通り柔らかいポリエチレン製の収納用品で、、他の家具を傷つける心配もありません。
別売りの蓋をつければ重ねて使うこともでき非常に便利です。
また側面に持ち手用の穴も空いていて安全に持ち運ぶことができます。
木製書類整理トレー ¥2,590(税込)
A4用紙サイズが2段の収納トレーです。
デスクといえば無機質なイメージがありますが、木製トレーを設置することで柔らかく暖かい雰囲気に変えることができます。
自宅やオフィスの郵便物の振り分けや受信したファックスの仮置き場としても活用可能です。
《出典:無印良品ネットストア》
木製カップボード・ウォールナット材 ¥79,900(税込)
シンプルな作りのカップボートですが、ワゴンが付いているなど優秀な収納家具です。
上部はガラスの引き戸になっていて、おしゃれな食器を飾るとより一層インテリアとしての魅力が増します。
木材もウォールナットとオークから選ぶことができ、キッチンのコンセプトと合わせることも可能です。
オーク材薄型ラック・コーナー用・小・奥行22cm ¥24,900(税込)
リビングのデッドスペースといえば部屋の角。角をうまく活用して収納スペースを確保したい人に活用してほしい商品です。
薄めの奥行きで使い勝手も良く、ちょっとした収納があれば助かるという方にぴったりです。
※現在は販売しておりません。
PP衣装ケース引出式・大 ¥2,290(税込)
クローゼットにぴったりの衣装ケースです。
しっかりと収納できる大きなサイズでたっぷり収納でき、さらに重ねての使用もOK。
衣類を種類別に分けたり、オフシーズンの衣類の収納に役立ちます。
100均一で買えるおすすめ収納アイテム
A5 26穴リングファイルPP ¥110(税込)
書類整理にもってこいのアイテムです。定番のリングファイルでカテゴリー別に書類をまとめることができます。
素材もPPなので、湿気にも強く長く使える商品です。
カラーも豊富にそろっているのでお部屋の雰囲気に合わせて使用できます。
滑りにくいハンガー(3本) ¥110(税込)
衣類が滑り落ちにくいハンガーです。肩に滑り止めの素材が付いており、大切な洋服を収納したままの形でホールドしてくれます。
100円で3本セットなので家中のハンガーを入れ替えてしまってもOK。コスパのいい商品です。
アルティメットコンテナ(B6、フタ付) ¥110(税込)
頑丈で大容量のコンテナで、子供のおもちゃや形状の異なる物を混入するのにぴったりな商品。
重ねて使用することもでき、小物を種類ごとに収納するアイテムとしておすすめします。
蓋付きなので埃などが付着する心配もありません。
※現在は販売しておりません。
スッキリ収納すきまラック ¥110(税込)
キッチンやリビングのちょっとした隙間を収納として活用できます。
キッチンではスパイストレーやハーブなどのストック棚として、リビングでは文房具置きなど使い方自由です。
引き出し(3段、9×11×15cm、アクア、ベージュ) ¥220(税込)
ミニサイズの3段引き出し収納でリビングなどに溢れる小物を一気に後めることができます。
リモコン用の電池をストックしたり、郵便受け取り用のシャチハタ印鑑を入れたり、小物の定位置として活躍します。
クローゼットラック(ワイド、3段) ¥330(税込)
クローゼット内のハンガーラックに取り付けるだけで収納スペースを拡張できます。
シャツや軽いズボンなど畳んで保管したい物の収納に最適で、今のクローゼット収納に満足できていない方におすすめです。
まとめ
ここで紹介したように、各シチュエーションにおける収納のテクニックや収納のコツを活用して整理整頓された空間を作ることは誰にでも可能です。
しかし、そのためには収納術を少し意識して、時間を有効に使ってきれいな状態を維持する必要があります。
家族とお住まいの方は家族みんなで気をつけながら整理整頓に励んでみましょう。
また、紹介したグッズや家具などはほんの一部です。自分の必要性に合わせた商品を探してみてください。
コスパ良く収納グッズを購入したい方はこちら。