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【第9話】そろそろ本気で考えたい…」と思ったら。移住セミナー活用術と情報収集のコツ。

「憧れ」を「計画」に変える、最初の一歩

この連載をここまで読んでくださったあなたは、きっと北陸での新しい暮らしが、少しずつリアルなイメージとして心の中に描かれ始めているのではないでしょうか。

「なんだか、すごく良いかもしれない…」
「でも、具体的に次は何をすればいいんだろう?

そんな「憧れ」と「現実」の間にいる今こそ、未来の自分への第一歩を踏み出す絶好のタイミングです。

今回は、漠然とした想いを具体的な「計画」に変えるための、情報収集のコツと移住セミナーの活用術をご紹介します。

ステップ1:まずは「オンライン」で、気軽に情報収集

 

東京にいながら、スマホ一つで今すぐに始められることからスタートしましょう。

 

公式サイトをブックマークする

まずは、これまでもご紹介してきた各県の公式移住ポータルサイト(石川県「いしかわ暮らし情報ひろば」、富山県「ちょうどいいTOYAMAcityプラス」、福井県「ふくい移住ナビ」など)をブックマーク。

仕事、住まい、支援金などの最新情報がまとまっているので、定期的にチェックする習慣をつけましょう。

 

オンライン移住相談を試してみる

「いきなり窓口に行くのは緊張する…」という方にぴったりなのが、Zoomなどを使ったオンライン移住相談です。
自宅にいながら、県の担当者に直接質問や相談ができます。

「こんな初歩的なことを聞いてもいいのかな?」なんて心配は一切不要。

あなたの状況に合わせて、親身にアドバイスをくれます。

 

SNSで「#北陸暮らし」を覗いてみる

X(旧Twitter)やInstagramで、「#金沢移住」「#富山暮らし」といったハッシュタグで検索してみてください。
実際に移住した方の、飾らない日常やリアルなつぶやきに触れることができます。

キラキラした情報だけでなく、ちょっとした不便さなども含めて、暮らしの解像度がぐっと上がりますよ


ステップ2:「移住フェア・セミナー」に参加してみよう!

《出典:ふるさと回帰・移住交流推進機構

オンラインで情報を集めたら、ぜひ東京で開催される移住フェアやセミナーに足を運んでみてください

ここでの出会いが、あなたの移住計画を大きく前進させてくれるはずです。

 

移住フェアに参加する3つのメリット

効率の良さ:
複数の市町村のブースが一度に集まるので、各地域を比較検討するのに最適です。

  

「人」に会える:
パンフレットだけではわからない、担当者さんの人柄や熱意に触れることで、その地域の「空気感」が伝わってきます。

 

「生の声」が聞ける:
第8話でご紹介したような、先輩移住者がゲストとして登壇することも。リアルな体験談を聞ける貴重なチャンスです。

 

イベント情報の探し方

各県の移住ポータルサイトの他、東京・有楽町にあるふるさと回帰支援センターのウェブサイトは要チェック。全国の移住イベント情報が集約されています。

 

「まだ何も決まっていない段階で行ってもいいの?」と不安に思うかもしれませんが、もちろん大歓迎です!

「ちょっと興味があって…」というスタンスで、まずは会場の雰囲気を味わうだけでも大きな一歩。聞きたいことをいくつかスマホにメモしておくと、当日スムーズに質問できますよ。

ステップ3:最終ゴールは「現地」を訪れること

 

情報収集の最終ステップは、やはり「現地を訪れる」ことです。

これまでの回でも触れてきた「お試し移住制度」などを活用して、観光旅行では見えない「普段の暮らし」を体験してみましょう。

朝の空気、スーパーの品揃え、街の音…。

あなたの五感で「ここの暮らし、好きだな」と感じられるかどうか。それが、何よりの答えになるはずです。

最初の一歩が、未来を変える

 

情報収集やセミナーへの参加は、少し面倒に感じるかもしれません。でも、この小さくて、確実な一歩が、あなたの理想の暮らしへと繋がっています

まずは今週末、面白そうなオンラインセミナーを、コーヒー片手に覗いてみるのはいかがでしょうか。
そのクリックが、あなたの未来を大きく変えるかもしれません。

 

次回予告

次回は、第10話「ようこそ、新しい私へ。北陸で見つける、あなたらしい暮らしのカタチ。」をお届けします。

10月2日公開予定です。どうぞお楽しみに!